【外壁塗装でぼったくられた！】と、ならないための業者選び完全ガイド

実は外壁塗装のぼったくりに遭う確率は高いです。

なぜなら費用相場が分かりづらく、塗装してしまえば見た目はキレイに見えるから。

つまり悪徳業者が多いということです。

下記のグラフは住宅リフォームにおける不具合部位を国土交通省がまとめたものです。

この3点セットのぼったくりに遭うと立ち直れない程の家計にダメージを負うことになります。

そこでこの記事では外壁塗装でぼったくりに遭わないために、事例を交えて失敗しない業者選びを解説します。

この記事を読むことで適正価格で満足のいく外壁塗装が実現できます。

ぼったくり業者に遭遇する確率を大きく下げるには相見積もりが鉄則です。

なぜなら見積もりの詳細や金額で見比べることができるから。

そこで相見積もりの時間と手間を短縮するなら、最大5社に見積もりができる外壁塗装パートナーズがおすすめです。

外壁塗装のぼったくりは金額だけではわからない

外壁塗装がぼったくられているのか、提示された金額だけでは判断がつきません。

なぜなら塗料によって金額は大きく異なったり、工事に関わる業者の数が違ったりするからです。

具体的な内容は次の3つです。

それぞれ解説していきます。

金額が高いと水増し請求の可能性

外壁・屋根塗装併せて150万円超えてきたら水増し請求のぼったくりの可能性があります。

なぜなら高級な塗料で50坪を超える家でもな限り高額にはならないから。

一般的な相場の目安は坪数×3万円です。

最低限でも上記の3種類は確認しておくと良いでしょう。

塗料のグレードは以下のようになります。

現代ではアクリル塗料はほとんど使われていません。塗膜の耐久性も低く、劣化するのが早いためです。

たとえば見積もり書に無機塗料の記載があり、実際外壁に塗っているのがアクリル塗料だった時は…ぼったくりですよね。

水増し請求はグレードの低い塗料を使ったり、塗装面積や施工人数を偽ったりと。つまりやりようによっては、何でもできてしまうのが外壁塗装です。

高い費用には中間マージンが含まれる

大手ハウスメーカーに依頼すると高額になるケースが多いです。

なぜならハウスメーカーは下請け業者に工事を発注するため、仲介料として中間マージンを取っているから。

つまり実際に工事をするのはハウスメーカーではないということです。

建築業界の構造

中間マージンはピンから切りまであるため、費用に上限はありません。

ハウスメーカーの外壁塗装相場について下記の記事でくわしく解説していますので、参考にしてください。

安すぎる金額は手抜き工事の可能性

一方で金額が安ければ良いのかと言えばそうではありません。

なぜなら安すぎる金額を提示してくる業者は工事内容を手抜きするからです。

たとえば30坪で60万円以下などは疑ったほうがいいでしょう。

手抜き工事には次のようなことがあります。

このような手抜きをされてしまうと工事完了からわずか数年で塗膜が劣化してくるでしょう。

再度塗装をするはめになり、余計に費用がかかってしまいます。

手抜き工事を避けるためにも安すぎる見積もり金額には注意しましょう。

外壁塗装で一番のぼったくりは高額＋中間マージン＋手抜き

外壁塗装で一番気をつけないといけないのは、高い金額の上に手抜き工事されることです。つまり、

水増し請求＋中間マージン＋手抜き工事

この3点セットに当たってしまうと立ち直るのに多くの時間と費用がかかるのは想像ができます。

名前が有名な会社だからといって安心はできません。

これは業界構造上どうにもならない仕組みです。

そのため外壁塗装でぼったくられないようにするには、事前に知識を身に着けておくことが大切です。

外壁塗装のぼったくり事例

過去に国民生活センターに寄せられた外壁塗装の紛争事例を一部抜粋して見ていきましょう。

手抜きしておいて「問題はない」

当事者の主張は外壁塗装の営業に誘われ、相手方から高品質のセラミック塗装で30年持つと説明を受け、約200万円の契約を締結した。

しかし工事内容が契約時の説明と異なり、塗装の回数や品質に疑問を持った。また工事中に生じた破損箇所の修理費用も相手方に請求したが、相手方はこれに応じなかった。

これに対し相手方は和解の仲介に応じる姿勢を示したが、依頼人の要求を受け入れない立場をとった。

また依頼人の要求額が一般的な補修費用を大幅に超えていると主張し、工事内容には問題がないと述べた。

参考：国民生活センター

上記の事例は訪問営業マンの言うことを鵜呑みにして契約してしまったことが一番の原因ではないでしょうか。

即決せずに業者の実績などしっかり調べておけば防げた可能性が高いでしょう。

施工品質は満たしている

当事者の主張は外壁塗装の施工後に多数のピンホールや塗り漏れ、バルコニーの防水工事での水たまりや凹凸、屋根の汚れなどの問題が生じたと主張。

これらの修繕を依頼したが業者の対応に納得がいかず、品質の改善を求めています。

さらに外壁塗装やバルコニーの防水工事の代金の一部を返金し、未施工分の工事を履行してほしいと要求。

これに対して相手方は外壁塗装やバルコニーの防水工事の施工品質は満たしていると主張し、施工品質に瑕疵があると認めない立場をとっています。

また一部の修繕については対応する意向を示していますが、全面的な返金や改善を拒否しています。

参考：国民生活センター

1つ目の事例と共通するのは契約内容や工事の品質、業者の対応です。

これらの紛争事例から外壁塗装でトラブルに遭わないためには事前調査が重要だということがわかります。

外壁塗装でぼったくられないための6つの方法

外壁塗装でぼったくられないためにはどうすればいいのでしょうか。

ここでは具体的なぼったくり未然防止の方法について解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

訪問営業の話は聞かない

突然あなたの家にやってくる業者の話を聞いてはいけません。

理由はすべての業者がそうではないが、悪徳業者の可能性が高いから。

先日友人の家にも業者が営業に来て見積もりをしたそうです。

このような消費者の不安を煽るようなトークで契約を迫ってくるため、つい契約してしまう人も多いです。

国民生活センターには毎年多くの訪問販売による相談が寄せられています。

年度	2020年	2021年	2022年
訪問販売 相談件数	8,786	9,753	10,076
点検商法 相談件数	7,024	7,431	8,133

友人には他の複数の業者に外壁の調査を依頼してもらうように助言しました。

見積もりに即決しないこと

外壁塗装でぼったくられないためには塗装業者の話を聞いても即決してはいけません。

というのも業者は自社で契約してもらうことに必死です。

特に訪問営業での塗装業者に要注意。

これらは心理学を用いた営業手法です。

このように不安を煽ってきたり、値引きをしてきたりする業者は悪徳業者と判断してOKです。

外壁塗装の相場を知る

そもそもぼったくりを行う業者は、消費者の無知を利用しています。

つまり家を守るには外壁塗装に関しての知識や相場を知ることが大切です。

坪数×3万円

まずは上記の方法をベースにしておくと高すぎたり、安すぎたりすることに気づくことができるでしょう。

下記の記事は塗料についてくわしく解説していますので、参考にしてください。

見積書が詳細に書かれているかを確認する

見積書の内容が細かく書かれているかどうかを確認しましょう。

たとえば「外壁塗装工事　一式　〇〇万円」などと記載されていれば注意が必要です。

というのも「一式」だけの表記はどんな工程があるのか、何回塗るのかが書かれていない場合は業者のやりたい放題になるからです。

また塗料の製品やメーカーが記載されていれば、メーカー公式サイトを調べてみてください。

これらのメーカーは国内シェア9割を占めています。

聞いたことのないメーカーやオリジナル塗料を使う業者は、リスクが高くなるためおすすめしません。

自社施工の塗装業者に直接依頼する

自社施工の塗装業者に直接依頼しましょう。

なぜなら自社で施工するため、外注費（中間マージン）が発生せず適正価格になりやすいからです。

とはいっても「当社は自社施工です」や「自社の職人が施工します」などの謳い文句を100％信用してはいけません。

だから業者選びでまずやるべきことは、塗装業者のホームページを隅々まで確認することが大切です。

たとえば創業が3年未満のような塗装業者だと、実績も少ないでしょう。

そのためアフターサポートに関して不安が残ります。

業者選びのコツは以下の記事でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。

3社以上の相見積もりを取る

外壁塗装でぼったくられないためには、最低でも3社以上で相見積もりすることが大切です。

なぜなら自社施工の塗装業者を見つけても1社のみの見積もりでは適正価格かどうかがわからないから。

また業者によって見積内容も異なり、勧められる塗料もバラバラになる可能性も高いです。

なお相見積もりを取ることで、見積書の記載内容の違いにも気づくことができます。

手間はかかりますが、高額な費用がかかる外壁塗装なので、かならず相見積もりを取ることをおすすめします。

ぼったくりをしない業者選びは外壁塗装の一括見積もりサービスがおすすめ

1社でも探すのは大変なのに3社も見つけるなんて…。そう思ったのなら簡単に相見積もりが取れる一括見積もりサイトがオススメです。

ただし外壁塗装の一括見積もりサイトは種類も多く、良し悪しもあります。

そこで当ブログがおすすめしているのは外壁塗装パートナーズです。

つまりぼったくり業者が限りなく少ないため、失敗リスクを避けられます。

デメリットはお住まいの地域によっては対応できる業者が少なくなることです。

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値上げ前に塗装を希望する人が急増中！

親が高額な見積を契約してしまった！どうしたらいい？

もし自分や親が高額な外壁塗装に契約してしまった場合の対処法を解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

訪問販売ならクーリング・オフ制度を活用

訪問販売で契約したのならクーリング・オフ制度を活用しましょう。

契約から8日以内なら無条件で解約が可能です。

ただし解約を伝える際は文書、またはメールで通知すること。

メールは必ず保存し、スクリーンショットも取っておきましょう。

なお自分で店舗に出向いての契約は、クーリング・オフ制度の適用されません。

改正特定商取引法の施行に伴い、令和4年6月1日以降、消費者は書面だけではなく電磁的記録（電子メール等）によりクーリング・オフを行うことが可能となります。事業者の皆様には、それぞれの事業環境等も踏まえ、合理的に可能な範囲で電磁的記録による通知の方法に対応いただく必要があります。

引用元：経済産業省｜消費者行政

• 嘘をつかれた
• 重要なことが説明されていなかった
• 契約しないことを伝えても、帰らせてくれなかった。など

引用元：大阪市 生活情報誌｜覚えておこうクーリング・オフ

特に親世代などの高齢世帯はぼったくり業者の的になりやすいです。

すでに外壁塗装を契約してしまい、悪徳業者かもしれないと思ったら契約解除を申し出ましょう。

明らかに高額や手抜き工事なら国民生活センターに相談を

工事中になにか不審に思うことがあったり、工事後に手抜きが発覚したりした場合には国民生活センターや国土交通省が運営する住まいるダイヤルに相談しましょう。

先述した事例にも目を通しておき、おかしいと思ったらすぐに電話です。

外壁塗装のぼったくりでよくある質問

外壁塗装のぼったくりに関してよくある質問をまとめました。

まとめ ぼったくられないためには外壁塗装の知識を正しく知ろう

これまで外壁塗装のぼったくりについて解説してきました。

結論として消費者がぼったくられる背景には無知だからです。

これは外壁塗装だけに限らずどの他のリフォームでも考えられます。

この記事を参考にすれば、外壁塗装でぼったくられる確率をグンと減らすことができるでしょう。

以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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