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【家の外壁塗装】自分でやってみよう!失敗しないDIY完全ガイド

本サイトにはプロモーションを含みます。
外壁塗装のDIY
  • 「外壁塗装をDIYして、費用を節約したい」
  • 「DIYするなら何が必要か、知りたい」
  • 「そもそも外壁塗装は自分でできるものなの?」

これらの疑問を解決します。

結論からお伝えすると、外壁塗装はDIYできます

塗りドキくん

でも注意点や重要なポイントがあるよ

そこで、今回は初めての外壁塗装をDIYしたい人向けに、必要な道具やメリット・デメリットについて解説していきます。

外壁塗装のDIYの手順を見たい方は、コチラからジャンプできます。

本記事を参考にして、自宅の外壁塗装に挑戦してみませんか?

ぜひ最後まで読んで、役に立ててください。

この記事を書いた人
けーやん
  • リフォーム業者選びで400万円の失敗
  • 塗装含む建設業者30社以上の取材経験
  • 失敗する人を増やさないため情報発信
目次

外壁塗装をDIYすると30〜60万円かかる

外壁塗装をDIYで行う場合、大体30万円〜60万円くらいの費用がかかります。

ここでは、費用について詳しく解説していきます。

  • 外壁塗装のDIY費用の内訳
  • 足場を組むべきか問題
  • 足場組み立てには国家資格が必要

外壁塗装のDIY費用の内訳

一般的に、専門の業者に外壁塗装を依頼すると、30坪のお家で90万円〜120万円程度が相場です。

これに対してDIYだと人件費が発生しないため、大幅にコストを抑えることが可能です。

例えば、一般的な一戸建ての家(30坪で外壁面積約100㎡)で、シリコン塗料を使用する場合を考えてみましょう。

費用の内訳
  • 塗料:約23万円(1㎡あたり2300円程度のシリコン塗料を使用)
  • 道具(ローラー、ブラシ、脚立等):約5万円
  • その他の材料(テープ、シート、溶剤等):約5万円
  • 高圧洗浄機ケルヒャーのレンタル料金:約5千円(3日間)

これらを合計すると、約33..5万円になります。

ただし、塗料の種類や品質、使用する道具によっては、これ以上に費用がかかる場合もあります。

塗りドキくん

使う道具や塗料のグレードによっては、金額が変わるよ

塗料の種類目安施工価格(㎡)耐用年数
アクリル塗料1,000〜1,800円/㎡5〜8年
ウレタン塗料1,700〜2,500円/㎡5〜10年
ラジカル塗料2,200〜4,000円/㎡8〜16年
シリコン塗料2,300〜3,500円/㎡7〜15年
フッ素塗料3,500〜4,800円/㎡12〜20年
セラミック塗料2,300〜4,500円/㎡10〜25年
光触媒塗料3,500〜5,500円/㎡10〜20年
ナノテク塗料2,300〜4,500円/㎡10〜15年
※メーカーによって金額は異なります。

これはあくまで一例で、実際の費用は使用する塗料や道具、作業内容により変動します。

具体的な費用を把握するためには、事前にしっかりと見積もりを立てましょう。

足場を組むべきか問題

外壁塗装をするにあたり、平屋か2〜3階建てで足場を組むか問題が発生します。

一般的にプロに足場設営を依頼すると、15〜20万円です。

足場は購入やレンタルをして、自分で組み立てることも可能です。

また、家の高さによっては、脚立でできる可能性もありますが、非常に危険が伴います

ただし、事故やケガのリスクが高く、すべて自己責任になります。

そのため、安全第一で作業を心がけましょう。

塗りドキくん

ここは思い切ってプロに依頼した方がいいよ

足場組み立てには国家資格が必要

足場の組み立ては、労働安全衛生法に定められた「足場組み立て等作業主任者」という国家資格が必要です。

資格取得するには、一定の経験や資格が必要です。

足場組み立て等作業主任者
  • 足場の組み立てや解体、変更に関する作業を3年以上従事経験が必要
  • 大学や専門学校、高校での建築に関する学科を専攻・卒業し、2年以上の足場組み立て経験作業に従事する
塗りドキくん

一般の人にはハードルが高いよね

したがって、足場の組み立てをDIYするのはオススメしません。

以上、手間や時間も考えた上で、自分にとってDIYが最適なのか、プロに依頼する方が良いのかを検討してみてください。

外壁塗装のDIYに必要な道具と材料

ここでは、外壁塗装のDIYに必要な道具を材料について解説していきます。

  • 外壁塗装をDIYする道具一覧
  • 外壁塗装をDIYする材料一覧
  • レンタルできる道具は借りよう

外壁塗装をDIYする道具一覧

外壁塗装のDIYには、様々な道具が必要です。

塗料を塗るためのハケやローラー、作業を安全に行うためのはしごや保護具、そして、塗料自体が必要になります。

まずは、外壁塗装のDIYに必要な道具のリストです。

必要な道具用途の説明
高圧洗浄機外壁をキレイに洗浄するために必要
ハケ・ローラー塗料を塗るために必要
脚立・足場高い場所を塗装するためには必要
保護具手袋、ゴーグル、作業服などが必要
マスキングテープ・ビニール塗装しない部分を保護するために養生(カバー)します
中性洗剤高圧洗浄機でも落ちない汚れを落とします
サンドペーパー洗剤を使っても取れない汚れをこすり取ります
コーキングガンサイディングの目地や外壁の亀裂の補修に使用します
塗りドキくん

用意するのが大変だね

これらは、塗装作業の効率性と安全性を確保するために重要です。

外壁塗装のDIYは、これらの道具や材料を揃えてから始めましょう。

外壁塗装をDIYする材料一覧

外壁塗装をDIYするには、塗料と下地処理材などの材料が必要です。

以下が必要な材料のリストとなります。

必要な材料用途の説明
コーキング材外壁の亀裂の補修に使用します
下塗り塗料上塗り塗料を外壁に密着させるために必要
上塗り塗料外壁を守る1番大事な塗料
塗りドキくん

上塗り塗料は2回塗るよ

これらは、塗装の品質を確保するために重要です。

以上、外壁塗装のDIYの道具と材料を揃えて、ぜひチャレンジしてみてください。

レンタルできる道具は借りるべし

外壁塗装のDIYで必要な道具は、可能な限りレンタルするのがおすすめです。

DIYに必要な道具には、高価なものや一度しか使わないものがあります。

そんな道具をすべて購入すると、費用がかさんでしまい、DIYのメリットである「コスト削減」が難しくなってしまうでしょう。

道具レンタルの具体例
  • 高圧洗浄機:外壁の汚れを落とすのにとても便利ですが、外壁塗装以外で使う機会はあまりないでしょう。
  • 脚立:高い場所にも届くような大きな脚立は、保管場所に困ることが多いです。

これらの道具は、購入すると高額になりますが、レンタルすれば一時的な使用で済みます。

さらに、レンタルなら使い終わったあとの保管場所に悩むこともありません。

塗りドキくん

絶対にレンタルがオススメだね

>>レンティオではケルヒャーもレンタルできます。

\ 脚立もレンタル /

外壁塗装のDIYで必要な道具は、一度しか使わないものや高価なものはレンタルすることで、コスト削減に繋がります。

レンタルを上手に活用すれば、DIYの大きなメリットである「コスト削減」を最大限に生かせるでしょう。

塗りドキくん

洗車が好きならケルヒャーの購入もありかも

外壁塗装をDIYするメリット・デメリット

外壁塗装をするにもメリット・デメリットを理解した上で取り組みましょう。

メリットデメリット
メリット成功したら費用をグッと抑えられる
自分のペースで進められる
業者とのやり取りが必要ない
道具を揃えても次使うまで10年以上先
失敗したら、プロに頼んで2度手間
屋根塗装は無理ゲー
キレイに塗装できない可能性が高い
塗装できても長持ちしない可能性
外壁塗装のDIYは結構きつい

メリット①成功したら費用をグッと抑えられる

外壁塗装をDIYで行う最大のメリットは、成功すれば費用を大幅に抑えられる点にあります。

一般家庭30坪、塗装面積100㎡の場合
  • DIY:30〜60万円
  • プロに依頼:90〜120万円

その差額は30〜60万円ほどの節約効果です。

塗りドキくん

ほとんど人件費分が浮いているイメージだね

ただし、その分、自分自身で時間と労力を投じる必要があるのも事実です。

そこを理解した上で、DIYに挑戦するかを考えましょう。

メリット②自分のペースでできる

外壁塗装をDIYで行うと、自分のペースで作業を進めることがメリットです。

プロに外壁塗装を依頼すると、業者のスケジュールに合わせる必要があります。

塗りドキくん

自由度が全然変わってくるよね

自分で or 業者平均的な工事期間
DIY14〜30日程
業者12〜16日程

例えば、仕事で忙しい人や週末しか時間が取れない人は、自分の空いた時間に少しずつ作業を進められます。

また、塗装作業に慣れてきて、より早く作業を終わらせたい場合も、自分のペースで進められるでしょう。

忙しい日常の中でも、自分のライフスタイルに合わせてDIYが可能なため、大変自由度が高いです。

このような利点を最大限に活かすためには、事前にしっかりと計画を立て、準備を整えましょう。

メリット③業者とのやり取りが必要ない

外壁塗装をDIYで行うと、業者とのやり取りがありません。

業者からは、必要かどうかわからない営業をかけられたり、高額な見積もりを提示されたりと、やり取りが面倒です。

その点、DIYなら面倒なやり取りも無く、自分で全てをコントロールでき、余計な手間を省けます。

面倒なやり取り例
  • 見積もりの交渉
  • 相見積もりの手間
  • 作業の進捗状況の確認
  • 作業後の仕上がり確認

これらのように、業者に依頼すると、やり取りが多くなります。

それに対して、DIYの場合、自分の意志で全てをコントロールできるため、業者とのやり取りが必要ありません。

ただし、それは全ての責任も自分自身が負うということなので、しっかりと準備と計画をして、自分が何をすべきかを理解した上で、DIYに挑戦しましょう。

デメリット①道具を揃えても、次使うまで10年以上間が空く

外壁塗装をDIYで行うデメリットの一つとして、必要な道具を揃えても、次に使うまでにかなりの期間が空きます。

外壁塗装は一般的に10〜15年に一度行う作業です。

そのため、DIYで行う場合、一度揃えた道具が次に使うまでに長い時間が経過します。

その間、道具が劣化する可能性や保管場所に困るといった問題が生じるでしょう。

例えば、外壁塗装のために必要な高圧洗浄機、脚立などは一度購入すれば長く使える道具です。

しかし、次使う時は10〜15年後です。

塗りドキくん

高圧洗浄機や脚立は大きいから、場所取るよね

これらのデメリットを理解した上で、DIYに挑戦するか、業者に依頼するかを選択しましょう。

デメリット②失敗したら、結局2度手間になる

外壁塗装をDIYで失敗した場合に、結局業者に頼む可能性があります。

その理由は、失敗した際に自分でどうにもできなくなるからです。

塗りドキくん

結局2度手間だよね

かといって、自分で直そうにも酷くなる可能性もあります。

以下にDIYでよくある失敗について、表にまとめましたのでご覧ください。

失敗例症状原因
塗装面での仕上がり光沢にの仕上がりに差がある上塗り時のローラーの方向を間違った時に起こる。
塗膜の白濁塗装面に白い点々がつく塗料が乾燥する前に、雨や湿気、結露が原因で塗料に混ざった部分が白濁する現象。特に冬に多い。
塗膜剥離上塗りした塗膜が所々剥がれている状態。下処理不足や下塗り塗料の塗布量不足、上塗り塗料と相性の悪い下塗り材を使っていることで起きる。
塗膜の膨れ塗膜が膨れている(水膨れみたいなイメージ)上塗り塗膜の内部に水が侵入し、蒸発する際に、内部で膨らむことで発生する現象。また、下塗り材の塗布量不足も原因となる。

「やってしまった…」と感じた時点で、専門の塗装業者に相談しましょう。

塗りドキくん

余計に時間と費用がかかる前にね

外壁塗装は専門的な技術と、経験が必要な作業です。

DIYで挑戦することは良い経験になりますが、失敗した場合には専門業者に依頼し直す必要があります。

その結果、時間やコストが2度かかり非効率的です。

自信のない方は専門業者に依頼することをオススメします。

失敗のリスクを抑え、安心して外壁塗装を進められるでしょう。

デメリット③キレイにに塗装できない可能性が高い

外壁塗装をDIYで行う場合、キレイに塗装できない可能性が高いです。

なぜなら、ほとんどの人が初めて経験する作業だからです。

外壁塗装は、一見すると簡単そうに見えますが、実際には技術が必要な作業です。

均一に塗る技術、適切な塗装材の選択、塗装条件(天候や温度)の理解など、初心者がすぐにマスターできるものではありません。

結果として、DIYで外壁塗装を行った場合、専門業者に比べて仕上がりが悪くなる可能性が高くなります。

うまくいかない具体例
  • 塗装が均一でなない
  • 塗装面にムラが生じる
  • 塗料が足りなくなる
  • 塗り忘れる

これらのことが起こります。

また、適切な塗装材を選べなかった結果、塗装後すぐに色あせたり、剥がれてしまうこともあるでしょう。

これらの失敗は、見た目だけでなく、塗装の保護機能を低下させ、家の寿命を縮める可能性もあります。

そのため、自信がない場合や、完璧な仕上がりを求める場合は、専門の業者に依頼することを検討してみてください。

デメリット④塗装できても長持ちしないかもしれない

外壁塗装をDIYで行った場合、専門業者に頼むよりも塗装が長持ちしない可能性があるため、注意が必要です。

外壁塗装の耐久性は、以下の要素によって左右されます。

  • 使用する塗料の種類や品質
  • 塗装の方法
  • 塗装条件(天候や温度)

これらの要素を適切に管理するには、専門的な知識と経験が必要で、DIYでは難しい場合が多いです。

特に、塗料の選択や塗装方法に間違いがあると、塗装が剥がれやすくなったり、色あせが早くなったりするため、専門業者に比べて塗装が長持ちしない可能性が高くなります。

例えば、塗装に適していない天候(低音や高湿度など)で塗装を行った場合、塗料の乾燥に時間がかかるため、塗膜の性能を十分に発揮できない場合が考えられるでしょう。

塗りドキくん

つまり、塗料の耐用年数が表記通りにならないよね

また、塗料を適切に混ぜずに塗装を行った場合、塗装が均一にならず、剥がれやすくなることもあります。

これらの失敗は、塗装の持続性を大きく低下させ、再塗装が必要になる可能性が出てくるでしょう。

塗装の持続性は、家の見た目だけでなく、外壁の保護機能にも直結します。

そのため、初めて外壁塗装を行う場合や、長期的なメンテナンスを考える場合は、専門業者に依頼することを検討してみてください。

デメリット⑤屋根塗装は無理ゲーです

外壁リフォームで屋根塗装までDIYを行うのは、高度なスキルと危険を伴うため、専門的な知識と経験がない限り難しいです。

屋根塗装は一般的な外壁塗装と異なり、特殊な技術と安全対策が必要です。

  • 高所での作業になるため、墜落の危険性がある
  • 傾斜のある屋根では塗装の均一性を保つのが困難
  • 天候や風による影響でバランス感覚が難しい
  • 雨漏りを素人で補修すると、悪化する
塗りドキくん

一般人には無理ゲーかもね

DIYでの外壁塗装はある程度のスキルと知識があれば可能です。

しかし、屋根塗装については高いリスクと特殊なスキルが求められるため、専門業者に依頼することを強くオススメします。

家の屋根は建物全体を保護する重要な部分であるため、安全かつ確実な施工が必要です。

DIYに挑戦する前に、そのリスクとコストをしっかりと比較検討することが重要です。

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デメリット⑥やったらわかると思うが、結構きつい

DIYでの外壁塗装は、物理的な負荷が大きい作業であるため、意外とハードな体験になることを覚悟してください。

外壁塗装は、一見簡単そうに見えます。

しかし、実際には大量の塗料を運んだり、はしごに上ったり下りたりしながら塗装を行うため、体力的にも精神的にも大きな負荷がかかります。

さらに、天候に左右されやすく、暑い日には熱中症のリスクもあるでしょう。

DIYで外壁塗装に挑戦した人々の経験談を見てみると、「思っていた以上にきつかった」という声が多く聞かれます。

以下にSNSでのつぶやきを紹介します。

塗りドキくん

熱中症には気をつけないといけないね

外壁塗装はDIYで行うと、予想以上に体力的にきつい作業であることを覚えておいてください。

そのため、DIYに挑戦する際には、十分な体力と準備が必要となります。

塗りドキくん

安全対策をしっかりと行うことも忘れずにね

それでも挑戦する価値があると感じるなら、ぜひ挑戦してみてください。

ただし、無理は禁物です。

外壁塗装をDIYする注意点

ここでは、外壁塗装をDIYする際の注意点に絞って解説していきます。

  • 下処理が9割
  • しっかり乾かしてから塗る
  • 均一に塗る
  • 高所作業は無理しない
  • 劣化が激しい箇所は専門家に見てもらう
  • 隣家に飛び散らないように配慮する
  • 春か秋に塗装する

外壁塗装は下処理が9割

外壁塗装をDIYで行う際、成功のカギは「下処理」にあり、重要度は作業全体の9割を占めています。

下処理が重要な理由は、塗装がきちんと定着し、長持ちするかどうかを左右するからです。

下処理の工程リスト
  • 外壁汚れやカビ、コケの除去
  • 古い塗料(コーキング)の剥がし
  • 壁のクラック(亀裂)の補修

これらが含まれます。

外壁塗装の下処理を怠るのは、ケーキ作りで言えば、型にバターやクッキングシートを敷かずに生地を流し込むようなものです。

初めは何も問題なさそうに見えますが、ケーキが焼きあがった時に型から取り出そうとすると、ケーキが型にくっついて取り出せない、あるいは形が崩れてしまう可能性があります。

同じように、外壁塗装の下処理をしっかりと行わないと、汚れや既存の塗膜の影響で新しく塗った塗料が剥がれやすくなったり、塗膜の寿命が短くなってしまいます。

塗りドキくん

下処理がDIYの鍵だよ

外壁塗装のDIYは、下処理の作業が大部分を占めることを理解しましょう。

しかし、下処理は手間がかかる作業なので、時間と労力を考慮に入れてDIYに挑戦するか、プロに依頼するかを決めてください。

しっかり乾かしてから塗る

外壁塗装のDIYでは、下処理や塗装の間隔でしっかりと乾燥時間をとることが大切です。

塗装に使用する材料が完全に乾燥しないまま次の工程に進むと、外壁の品質や耐久性にも悪影響を及ぼします。

例えば、下処理のパテやシーリングが乾燥していない状態で塗料を塗ると、その上から塗った塗料が適切に定着せず、剥がれやすくなるリスクがあります。

塗りドキくん

外壁塗装のDIYで大切なのは、急がば回れの精神だよ

各工程でしっかりと乾燥時間をとり、安定した品質を長持ちさせられます。

自分で外壁塗装を行う場合は、乾かす工程をを忘れずに計画を立てましょう。

均一に塗る

外壁塗装をDIYで行う際には、均一に塗ることが肝心です。

均一に塗ることで、塗料の厚みが均等になり、外壁全体の見た目や保護機能が一定になります。

一方で均一に塗らないと、塗料が薄い部分はすぐに色褪せたり、保護機能が低下したりします。

また、塗料が厚い部分は乾燥時間が長くなり、作業の効率が下がるでしょう。

外壁塗装を均一に塗れば、外壁全体の見た目の美しさと保護機能を一定に保てます。

同時に均一に塗るためのテクニックを学び、よりプロフェッショナルな仕上がりを目指せるでしょう。

高所作業は無理しない

外壁塗装をDIYで行う際、高所作業は無理せず、安全な方法を選びましょう。

高所での作業は危険性が高く、落下による怪我や命の危険があります。

厚生労働省の統計によれば、日本での労働災害の中でも高所からの落下による死亡事故は多いです。

そのため、特にDIY作業中の高所からの落下は注意が必要です。

建設業の死亡者数は、平成29年以降減少傾向にあったが、前年比で30人(11.6%)増と大きく増加した。事故の型別では、「墜落・転落」が最も多く、「交通事故(道路)」(前年比12人・32.4%減、29年比25人・50%減)で減少した。

引用元:厚生労働省 令和3年の労働災害発生状況を公表

外壁塗装のDIYでは、高所作業は無理せず、安全に優先して行うことが重要です。

適切な安全装備を使用し、体調や状況を確認しながら作業を進めることが求められます。

DIYは楽しむものですから、安全第一で行いましょう。

劣化が激しい箇所は専門家に見てもらう

DIYで外壁塗装に挑戦する場合でも、劣化が激しい箇所については専門家に診てもらいましょう。

特に、劣化が激しい箇所は素人では判断が難しく、建築や塗装の専門家による診断が必要となります。

劣化が激しい具体例
  • 雨漏りや結露によるカビの発生
  • 外壁の大きな亀裂
  • 鉄部の大部分のサビ

これらは建物全体の耐久性低下につながる可能性があります。

激しい劣化箇所を発見した場合は、自分だけで解決しようと考えてはいけません

適切な時にプロに依頼すれば、家の健康を保てます。

安心・安全なDIYライフを楽しみましょう。

隣家に飛び散らないように配慮する

外壁塗装をDIYで行う際、ペンキが隣家に飛び散らないように配慮しましょう。

塗装作業中、ハケやローラーから飛び散るペンキは避けられません。

飛び散ったペンキが風に乗って隣家に飛び散ると、隣人とのトラブルの原因となる可能性があります。

また、飛び散ったペンキは環境にも影響を及ぼすことがあります。そのため、適切な配慮と準備が必要となります。

飛び散り防止アイテム一覧
  • 新聞紙
  • マスキングテープ
  • 養生シート
  • 養生テープ
  • ビニールシート

これらを駆使して、隣家に塗料が飛び散らないように対策をしましょう。

DIYで外壁塗装を行う際は、自分の家だけでなく、隣家や周囲の環境にも配慮した作業が求められます。

この点を心に留めて作業を行えば、安全で楽しいDIYライフを送ることができます。

春か秋にDIYする

外壁塗装をDIYで行う際、最適な季節は春か秋です。

塗りドキくん

具体的には、4・5・9・10月だよ

外壁に使用する塗料は、5℃以上、湿度85%以下の条件下が、最良の性能を発揮します。

春と秋の季節に塗装を行えば、気温も湿度も安定していて、作業もしやすいです。

塗りドキくん

熱中症リスクも下げられるよね

一方、夏は雨が多く、作業ができない日が増えます。

逆に冬は低温で塗料がなかなか乾きにくかったり、結露ができて作業ができなかったりします。

以上のことからDIYでの外壁塗装は、適切な季節選びが大切です。

春と秋は、塗装作業を円滑に進め、良好な仕上がりを実現するでしょう。

外壁塗装をDIYする手順

外壁塗装をDIYする場合、以下の手順となります。

  • 外壁の洗浄
  • 養生
  • 下地処理
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り
  • 清掃・片付け
塗りドキくん

この記事では、足場は省略するね

外壁の洗浄

まずは外壁の洗浄です。

主にケルヒャーなどの高圧洗浄機を使って壁をキレイにしていきます。

細かな汚れは中性洗剤を使って、スポンジやブラシでこすり取りましょう。

それでも取れない場合は、サンドペーパーで削り取ります。

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養生(塗装しない部分をカバーする)

外壁の洗浄が終わったら、外壁を十分に乾燥させて、

窓やドアなどの、塗装しない部分を養生(カバー)します。

塗りドキくん

これで飛び散ったり、垂れても安心だね

下地処理

外壁やサイディング(タイルみたいなやつ)の目地に亀裂があれば、コーキング材を使って補修します。

※壁の亀裂を補修せずに塗装を行うと、雨水が侵入して、建物が腐ってしまいます。

コーキング材が乾いたら、サンドペーパーで表面を滑らかにしましょう。

下塗り

下地処理が完了したら、コーキング材がしっかり乾いたことを確認します。

その後、下塗り塗料を塗っていきます。

下塗り作業は、外壁と上塗り塗料を定着させることが目的です。

丁寧に作業を行えば、仕上がりもキレイになるでしょう。

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中塗り

続いて中塗りです。

下塗り塗料が完全に乾いたことを確認後、中塗り作業をしていきます。

塗りドキくん

中塗りは、上塗り塗料と同じものだよ

上塗り

中塗り塗料が乾けば、最後の上塗り塗料を塗っていきます。

上塗り塗料を2回塗ることで、塗りムラを防げたり、塗膜が厚くなったりします。

塗りドキくん

これで耐用年数が長くなるよ

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清掃・片付け

塗装が乾いたら、外壁を見渡して塗り残しがあれば、必ず塗ってください。

無ければ、片付けましょう。

塗りドキくん

DIYお疲れさま

以上、外壁塗装をDIYする場合、きちんとした手順を踏むことが大切です。

それにより、塗装の品質を保つとともに、作業の効率も上げることができます。

各ステップを丁寧に行い、満足のいく外壁塗装を完成させましょう。

難しいと思ったら、プロに見積もってもらおう

外壁塗装はDIYで行えますが、難しいと感じた場合や、自分の技術に自信がない場合は、プロに依頼することをおすすめします。

外壁塗装は家の美観を保つだけでなく、家全体を守る重要な役割を果たします。

DIYで挑戦するのは素晴らしいことですが、正確な技術と知識がなければ、家の構造に悪影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

プロの塗装業者に見積もりを依頼すると、以下のような利点があります。

  • 確実な作業:プロの塗装業者は、塗装に必要な技術と知識を持っています。
  • 時間の節約:プロに依頼することで、自分でやるよりも早く作業を完了させることが可能です。
  • 保証面:多くのプロの塗装業者は、仕事に対して保証を提供しています。

DIYでの外壁塗装は、自分の手で家を維持する楽しさを提供しますが、難しさを感じたり、自分の技術に自信がない場合は、プロに見積もりを依頼することをおすすめします。

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それにより、家が適切に保護され、時間と労力を節約できます。

塗装業者選びに関して、もっと詳しく知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ 外壁塗装はできる範囲でDIYしよう!

いかがでしたか。

今回は、外壁塗装のDIYについて解説してきました。

結果として、DIYすると費用は30万円〜60万円ほどです。

業者に依頼するよりも、30万円以上は費用を削減できるでしょう。

塗りドキくん

うまくいった場合の話ね

しかし、失敗すると余計に費用が増えるかもしれません。

失敗を防ぐためには、注意点を理解しましょう。

DIYの注意点
  • 下処理が9割
  • しっかり乾かしてから塗る
  • 均一に塗る
  • 高所作業は無理しない
  • 劣化が激しい箇所は専門家に見てもらう
  • 隣家に飛び散らないように配慮する
  • 春か秋に塗装する

注意点や手順を守ることで、外壁塗装の成功率がグンと上がります。

この記事を読んで、最終的にDIYするのか、業者に任せるのかはあなた次第です。

  • 費用を安くしたいのか
  • DIYにチャレンジしたいのか

目的をはっきりさせるだけで、行動が変わるでしょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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外壁塗装のDIYについてよくある質問

外壁塗装は自分でできますか?

外壁塗装は自分で行うことが可能です。これをDIY(Do It Yourself)と言います。ただし、自分で行う場合でも、塗料の選択から始め、外壁の掃除や補修、塗装作業まで適切な手順を踏むことが重要です。

また、特に劣化が激しい箇所がある場合や作業が難しそうな場合は、プロに見積もりを依頼することも一つの選択肢です。

外壁塗装業者は、どこまで塗ってくれるのか?

外壁塗装業者は、基本的に契約した範囲内の外壁全体を塗装します。

これには家の壁だけでなく、付帯部分(例えば雨どいや窓枠など)も含まれます。ただし、契約内容によりますので、具体的な範囲は事前に業者としっかりと確認することが大切です。

外壁塗装をDIYしたら、いくらかかるのか?

外壁塗装のDIYにかかる費用は、使用する塗料や道具、家の大きさなどによります。

本記事の一例では、およそ30〜60万円です。

塗料の種類や足場を業者に依頼するなどで、金額は左右されます。

また、塗装に必要なハケやローラー、脚立などの道具も必要になります。これらを全て自分で揃える場合、数十万円は覚悟しなければならないかもしれません。ただし、大まかな目安であり、レンタルなどで費用を浮かせることも可能です。

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