- 外壁塗装の保証期間はどれくらいが一般的?
- 塗装に不具合があっても保証されない場合はあるの?
- 外壁塗装の保証に関するトラブルや注意点を知りたい。
実は外壁塗装の保証といっても施工する業者によって期間や内容は様々です。
なぜなら塗装業者ごとの技術で仕上がりや効果が異なるから。
同じ塗料でも塗る技術の問題なの?
そもそも塗料の保証は塗った業者の施工保証のみになるねん。だから保証期間も内容もバラバラになるねんな。
この記事を読むことで外壁塗装の保証に関する理解を深め、業者が提示してくる保証内容にもツッコミができるほどの知識が身に付くはずです。
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外壁塗装には3つの保証がある
外壁塗装において保証には3つの種類があります。
それぞれ解説していきます。
施工保証
3つの保証の中で最も注視しなければならないのは施工保証です。
なぜなら施工保証は職人の腕、すなわち工事の質に直接関わるから。
たとえば塗装が剥がれたり、短期間で著しい色褪せがあったりした場合は保証期間内であれば修正や再塗装ができます。
どんなに塗料が良くても塗る人の技術に関係するってことだね。
技術が低いと塗装面が均一にならず、後の塗装不良に繋がるねん。それに1人前の塗装職人になるのは最低でも5年はかかるで。
したがって業者選びの際は施工保証がしっかりとされている業者を選ぶことで安心材料になります。
製品保証
外壁塗装での製品保証は塗料自体に製造上の不良があった際に適用される保証です。
ただし製品保証はあくまで塗料の品質に関わる部分のみをカバーしており、施工後の状態や持続性には直接的な保障がされません。
つまり製品保証は塗装後の不良判断が困難なため、塗料メーカー側が外壁塗装の保証を事実上できないといった状態になります。
じゃあ製品保証ってあってないようなものだね。
塗料は職人がシンナーや水で薄めるから、結局は職人の腕にかかってるねん。
したがって製品保証が保証するのは、あくまで初期不良や製造不良などの塗装業者が気づける部分になります。
第三者保証
第三者保証とは外壁塗装における重要な保証です。
なぜならこの保証は万が一業者が倒産した場合でも保証を受けることができるから。
先述した施工保証はとても大切なのですが、大手でもない限り倒産する可能性がゼロではありません。
保証する業者が潰れたら保証がされなくなっちゃうよね。
そこで必要なのが第三者保証。塗装業者がリフォーム団体や組合に加入していれば、倒産しても塗装の保証が受けられるねん。
外壁塗装の業界には以下の3つの団体でお金を出し合い、相互保証を行っています。
そのため万が一施工業者が倒産しても、損保会社が保証します。
▼代表的な保証事業
団体名 | 制度名 | 加入数 | 保証内容 | 保証期間 |
---|---|---|---|---|
建築産業専門団体連合会 | 長期性能保証制度 | 35の組合や団体 | 外壁塗装 | 最長10年 |
日本塗装工業会 | ペインテナンス | 3,000社 | 外壁塗装 | 最長5年 |
マスチック事業協同組合連合会 | 長期性能保証 | 530社 | 外壁塗装工事 | 最長10年 |
また依頼主が加入できるリフォームかし保険もあります。
数万円の費用がかかりますが、工事に瑕疵(かし)があった場合に第三者の検査員が瑕疵を証明してくれるので安心です。
リフォームかし保険では、リフォーム工事の施工中や工事完了後に、第三者検査員(建築士)による現場検査を行います。これにより、質の高い施工が確保されます。
引用元:国土交通省|住宅瑕疵担保制度ポータルサイト
ただしリフォームかし保険は雨漏れに関してののは5年保証まで、雨漏れ以外の欠陥に対しては1年しか保証されません。
じゃあ保険に入るよりも、どこかの団体に所属している塗装業者を探したほうがいいよね。
せやから業者のホームページは必ずチェックしたほうがいいで。
依頼する塗装業者がどのような団体や組合に所属しているかは、大切なポイントです。
同じ塗料でも保証期間は業者によって異なる
同じ塗料や同じ工事でも業者ごとに保証期間や内容が異なります。
その理由は塗装業者ごとに施工の技術や仕上がりの品質が異なるためです。
たとえばA社は5年、B社は10年といった具合に保証期間が変わります。
10年保証されるほうが安心だよね。
もちろん保証期間が長いほうが良いに越したことはないけど、保証期間が長いからといって技術が高いとは言い切れないから注意が必要やで。
後述しますが、塗装業者の創業よりも長い保証の場合は注意が必要です。
したがって「30年の長期保証!」というキャッチコピーに惑わされずに、業者の実績や口コミを必ず確認しましょう。
新築外壁塗装の保証期間や内容を確認する方法
新築で購入した場合の外壁塗装の保証期間を確認する最も確実な方法は、直接施工業者や販売代理店に問い合わせることです。
これにより最も正確かつ最新の情報を直接得ることができます。
保証書を探している間に期間が過ぎたら大変だよね。
購入時のことは大体忘れてるから確認しといた方がええねん。
保証の確認と同時に保証内容や細かい部分の説明を、理解できるまで求めることが大切です。
外壁塗装が保証されないトラブル事例
リフォーム業界全般に言えることですが、外壁塗装もトラブルが後を断ちません。
特に保証に関するトラブルをまとめましたので、具体的な事例を交えて参考にしてください。
順番に見ていきましょう!
保証の対象外だった
外壁塗装が保証されないトラブルの一例として、保証の対象外だった場合がよくあります。
保証が適用されない主な理由は、そもそも外壁塗装の保証というのは塗膜の剥がれの保証のみがほとんどだからです。
たとえば保証期間内でも外壁のひび割れの多くは保証されません。
どうしてひび割れは保証されないの?
ひび割れは家の構造や地震の影響を受けやすいから塗装の技術云々ちゃうねん。中にはひび割れも保証してくれる業者もいるから、契約前に確認が大事やで。
他にも自然災害や外壁ではない木の部分や鉄の部分は保証の対象外になっていることが多いです。
したがって外壁の保証される対象の認識を、事前に業者とすり合わせる必要があります。
保証書を発行してくれなかった
見積もり時に口約束だけで保証書を発行してくれず、後に保証されないトラブルもよくあります。
そのため営業マンの「ウチは15年保証します!」という言葉を信じた結果、塗装トラブルが遭っても対応してもらえないことも。
そんなことがあるの?それじゃ騙されたことになるよね!
結局は言った言わないの水掛け論になって、泣き寝入りするパターンが多いねん。せやからヘタに保証年数が多くても、必ず保証書の発行してくれるのかを確認してもらうことが大事やで。
もし保証書を発行してくれない業者がいた場合、契約はやめておいた方が得策です。
保証期間が過ぎていた
外壁塗装の保証期間が過ぎてしまっていた場合、その後に発生する塗装に関する問題は保証の対象外となります。
契約時にちゃんと覚えておかないといけないね。
保証に頼りすぎるのもどうかと思うけど、業者によっては1/3/5年後の定期点検してくれる所もあるからアフターフォローが充実した業者を選ぶのも大事やで。
外壁塗装を行う際には保証期間の長さをしっかりと確認し、保証書は大切に保管しておくことが重要です。
また保証期間が近づいてきたら、外壁の状態をチェックし、必要に応じて業者に相談することをおすすめします。
これにより予期せぬトラブルや追加費用の発生を防ぐことができるでしょう。
施工業者が倒産していた
施工業者が倒産すると外壁塗装にトラブルが起きても保証を受けられなくなります。
この状況は特に中小規模の業者を選んだ場合に起こり得るリスクの一つです。
だからさっき言ってた第三者保証がある業者がいいんだね。
業者の倒産リスクはゼロちゃうからね。せやからホームページか見積もり時に倒産時の対応は確認しておくんや。
外壁塗装を依頼する際には、業者の財務状況や信頼性を事前に確認することが重要です。
また先述した第三者保証がある業者を選ぶことで、万が一の時にも保証を受けられるようにするとよいでしょう。
これにより業者の倒産による保証の失効リスクを最小限に抑えることが可能になります。
自分で補修してしまった
外壁塗装が保証されないトラブルの一例として、「自分で補修してしまった」や「他の業者に補修してもらった」場合があります。
この状況で再びトラブルが起こると元の施工業者による保証が無効になることが多いです。
なぜなら外壁塗装の保証条件には、保証期間内の補修や再施工は元の施工業者によって行われるべきという条項が含まれているから。
自分で直せそうって思っても手を出しちゃダメなんだね。
ついやりたくなる気持ちはわかるけどな。でも第三者による補修作業は元の施工品質を保証する基準から外れるからすぐに施工業者に連絡したほうが無難やで。
外壁塗装の数年後に剥がれやひび割れが起こっても自分での補修は避けましょう。
外壁塗装の契約前の注意点
これまで外壁塗装の保証に関してトラブルをお伝えしました。
ここからは実際に契約する前に大切な注意点を解説します。
順番に見ていきましょう。
保証期間と保証内容を確認する
外壁塗装の見積もり時には保証期間はもちろん、内容と併せて確認することは重要です。
なぜなら保証期間が長くても保証内容が狭かったり、細かすぎてよくわからないことが多いから。
多くの保証内容や対象外は以下のものが一般的です。
保証内容 | 保証対象外 |
---|---|
塗膜のはがれ 激しい色褪せ 塗膜の膨れや浮き | ひび割れ 付帯部(木・鉄部)の塗膜のはがれ 自然災害による塗膜のはがれ |
保証内容を求めすぎるのも難しいね。
基本的にはどこの塗装業者も保証内容は似たようなモンやねん。でもたまに変に細かく書いてある業者もいるから、その時はしっかり読んでわからんかったら必ず納得するまで質問することやで。
したがって外壁塗装の契約を結ぶ前には保証期間と基本的な保証内容をしっかりと確認することが大切です。
定期点検があるかどうか
塗装業者を決めるには保証は最低限あっても、数年おきの定期的に外壁の点検を行ってくれる業者かどうかを確認しましょう。
その理由は素人がチェックしても外壁の劣化がわかりにくいから。
やっぱりプロに見てもらった方が安心だよね。
素人が見てもあからさまにはがれてたり、ひびが入ってないとわからんからね。
特に定期点検ができる塗装業者は地元に根付いていることが多いです。
反対に遠方の業者に依頼すると定期点検が無い、もしくは困難な場合があるため、見積もり時に必ず確認しておきましょう。
塗装業者の創業を確認する
塗装業者の創業年数を確認することは、業者の信頼性と経験を測る上で非常に重要です。
たとえば保証期間が15年に対して創業が5年ほどの塗装業者だったらどんな印象を持ちますか?
まだ保証したことがないって思っちゃうな。
ホンマそれ。これから信用を積み上げるつもりやろうと思うけど、明らかに創業とあってないわな。
創業の短い業者全てが悪いとは言いません。
しかし実績が少ないことは事実のため、見積もりを依頼する場合はホームページで実績や口コミを確認すると良いでしょう。
リフォームかし保険に加入する
「保証があってもやっぱり不安…」
このように感じる人も一部いるでしょう。
その場合は先述した第三者保証のリフォームかし(瑕疵)保険に入ることを一つの選択肢に入れておくと良いです。
▼リフォーム保険の種類
- 株式会社日本住宅保証検査機構:JIOリフォームかし保険
- 株式会社住宅あんしん保証:あんしんリフォーム工事瑕疵保険
- 住宅保証機構株式会社:まもりやすいリフォーム保険
- 株式会社ハウスジーメン:リフォームかし保険
リフォームかし保険なら工事に瑕疵があった場合に他の工事業者に再塗装してもらえたり、保険会社に補償を請求できます。
すごいメリットだね。でも保険料の支払いは誰がするの?
一般的には依頼主やね。稀に塗装業者が工事代金に入れてくれることもあるみたいやで。
これにより万が一のトラブルに対しても安心して対応を受けることが可能になり、安全かつ信頼できる外壁塗装を実現できます。
外壁塗装で失敗しないためには相見積もりを!
外壁塗装で失敗しないためには、複数の業者から相見積もりを取ることが非常に重要です。
これにより価格やサービス、保証内容を比較して最も条件の良い業者を選ぶことができます。
そこでおすすめなのが外壁塗装パートナーズです。
- 厳選した1,000社の中から紹介
- 最大5社の見積もりが可能
- 外壁塗装のプロアドバイザーに相談できる
デメリットは外壁塗装パートナーズの加盟店になる基準が厳しく、全国に25,000社いる塗装店のうち1,000社程度しかいないため、地方によっては紹介できる業者が少ないケースがあります。
見積もり後に決めた業者以外のお断りも代行してくれるんだよね。
見積もりも現地調査も無料やし、強引な営業があったら報告できる仕組みになってるからええで。
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よくある質問
外壁塗装についてのよくある質問をまとめましたので参考にしてください。
- 外壁塗装にはどんな保証がありますか?
-
保証には次の3つがあります。
- 製品保証
- 自社保証
- 第三者保証
これらが実際に保証されるのは自社保証と第三者保証です。
そのため塗装業者独自の保証には期間と内容を確認することが大切です。
- 外壁塗装の保証が5年は短いですか?
-
保証期間が5年は決して短くはありません。
なぜなら多くの塗装業者の保証期間は3年から5年、10年がほとんどだからです。
とはいえ5年が悪いわけではなく、保証期間は使用した塗料に左右されます。
塗りドキくんそもそも塗料ごとに耐久年数が違うもんね。
けーやん業者ごとに扱ってる塗料があるから、それに合わせて保証を付けてることが多いんやと思う。耐久年数より多くの保証を付けても仕方がないしね。
まとめ
これまで外壁塗装の保証の種類やトラブル、注意点について解説してきました。
保証には製品保証・自社保証・第三者保証の3種類があり、消費者に1番重要なのは自社が行う施工保証です。
しかし保証内容は業者ごとに保証期間や細かい条件が異なるため、事前にホームページや見積もり時に確認すると良いでしょう。
定期点検をしっかりしてくれる業者がいいよね。
地元に根付いた塗装業者ならなにかあった時には対応も早いし、不安が少なくなるよね。
この記事を参考にして失敗のない外壁塗装を実現させてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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