【お金がない】でも大丈夫！外壁塗装を安くする方法8選とNG4選

この悩みを解決します。

結論からお伝えすると、お金がなくても外壁塗装はできます。

本記事では、お金がなくても外壁塗装の安くする方法や、ローンに関して詳しく解説していきます。

外壁塗装を安くする方法を早く知りたい方は、コチラからジャンプできます。

この記事を読んで、お金がなくても外壁塗装の悩みから解放され、家の美観と価値を維持しながら節約する方法を実践してみてください。

外壁塗装の相場を知ろう

何事もお金がない時はまず、相場を知ってから計画を立てましょう。

ここでは、外壁塗装の相場について解説していきます。

坪数に対しての相場

一般的に、＜坪数 × 3万円＞が相場です。

延べ坪数	外壁塗装相場
20坪	50〜60万円
30坪	80〜90万円
40坪	100〜120万円
50坪	130〜150万円

外壁塗装の相場は一般的に、坪数が多いほど費用が高くなりますが、単価は下がる傾向にあります。

また、建物の形状や塗料の種類、業者の選び方によっても相場は変わってきます。

そのため、まずはしっかりと相場を把握して計画を立てましょう。

塗料の種類で費用が変わる

費用相場でも、使用する塗料の違いが見積もりに影響が出ます。

塗料の種類	目安施工価格（㎡）	耐用年数
アクリル塗料	1,000〜1,800円/㎡	5〜8年
ウレタン塗料	1,700〜2,500円/㎡	5〜10年
ラジカル塗料	2,200〜4,000円/㎡	8〜16年
シリコン塗料	2,300〜3,500円/㎡	7〜15年
フッ素塗料	3,500〜4,800円/㎡	12〜20年
セラミック塗料	2,300〜4,500円/㎡	10〜25年
光触媒塗料	3,500〜5,500円/㎡	10〜20年
ナノテク塗料	2,300〜4,500円/㎡	10〜15年

これらのようにお金がない状況でも、選ぶ塗料によって外壁塗装の費用を抑えることができるでしょう。

一般的に、高品質な塗料は価格が高く、耐久性や機能性が優れています。

しかし、予算が限られている場合、費用対効果の高い塗料を選ぶことが重要です。

例えば、シリコン樹脂塗料は耐久性が高く、価格も高額です。

かといって、アクリル樹脂塗料は価格が手頃で選びやすいが、耐久性が短く、6〜8年で再塗装しなくてはなりません。

予算に応じて、適切な塗料を選べば、お金がない状況にも対応できるでしょう。

塗料に関してくわしく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

工事内容別の相場

外壁塗装の相場では、工事内容別で細かく分けられています。

相場をしっかりと把握すれば、業者にぼったくられずに済むでしょう。

業者によっては、足場工事だけ異様に高額になっていても、一般消費者には気づきません。

以下に30坪の家を例として、工事内容別の費用相場を紹介します。

工事内容	費用相場
足場	15万円
コーキング	15万円
外壁塗装	30万円
屋根塗装	15〜20万円
付帯部塗装	10〜15万円

総額85〜95万円です。

以上、工事内容別の相場を知れば、適切に予算を立てやすくなります。

信頼できる適切な業者を選んで、コストパフォーマンスの高い外壁塗装を行いましょう。

外壁塗装でお金がない時のテクニック8選

外壁塗装の費用相場を理解できたところで、お金がない時に実際に使えるテクニック8つを紹介していきます。

外壁塗装を自分でできる部分はDIYする

お金がない状況で、一番に考えるのが「DIYできるかな？」です。

そのため、自分でできる部分をDIYすれば、人件費を節約できます。

ただし、専門的な技術や知識が必要な部分は、プロに任せましょう。

お金がない状況でも、自分でできる部分をDIYすることで費用を節約できます。

ただし、専門的な技術や知識が必要な部分は、プロに任せる方が安全です。

自分でできる範囲を見極め、適切な方法でDIYに取り組みましょう。

火災保険を活用する

火災保険を活用することで、外壁塗装の費用を抑えることができます。

火災保険は、火災が起きた時だけ使える保険という認識をされがちです。

しかし実は、火災保険は火事だけの保険ではありません。

これらの自然災害による、外壁や屋根の損壊には火災保険が適用されます。

詳しい内容は、以下の記事にて解説しています。

お金がない状況でも、火災保険を活用することで、外壁塗装の費用を抑えることができます。

保険金が適用される条件や補償内容を確認し、外壁塗装に関連する費用をカバーできるかどうかをチェックしましょう。

外壁塗装の補助金・助成金を利用する

もしかしたらあなたのお住まいの地域で、補助金や助成金を利用できるかもしれません。

地域によって自治体が、住宅の省エネ性能が向上するリフォームや、耐震性能向上を支援するために、補助金や助成金を提供しています。

これらの制度を利用すれば、リフォーム費用がなくても、外壁塗装の費用負担を軽くできるでしょう。

ただし、適用条件や手続きが必要なので、事前に確認しておくことが大切です。

まずは、自治体の制度を調べて、適用条件を確認しましょう。

補助金・助成金について詳しくは、以下記事にて解説しています。

相見積もりで安い業者を探す

お金がある無し関係なく、相見積もりを利用して安い業者を見つけられれば、費用を節約できます。

しかし、依頼する業者によって、外壁塗装の費用は異なります。

相見積もりを行うことで、価格の比較ができます。

これにより、予算に合った業者を見つけられるでしょう。

よくある話で、「相見積もりは業者さんに失礼なのではないか」と考える人もいます。

結論としては、失礼ではありません。

例えば、冷蔵庫を買う場合を想像してください。

いろんな比較サイトで検討しませんか？

外壁塗装も同じです。

1社だけでの見積もり判断は、比較対象がありません。

もし、相手が悪徳業者なら泣き寝入りか、消費者センターという面倒な話になるでしょう。

そのため、絶対に相見積もりをして価格を比較、無理のない範囲で外壁塗装を行いましょう。

リフォームローンを組んで外壁塗装をする

外壁塗装をするにもお金がない場合、リフォームローンを組んで、外壁塗装を実現できます。

リフォームローンは、住宅の改修やリフォームに必要な資金を借り入れることができる制度です。

ローンを利用すれば、分割で支払うことができ、予算が厳しい場合でも外壁塗装が可能となります。

現在も住宅ローンが残っている方が大半だと思います。

そのため、一度銀行にリフォームローンが組めるか相談してみてください。

これらの方は、以下の方法で試してみてください。

商品	特徴	評価
ハローハッピー	免許証 or 健康保険証があればローンが組める 大阪まで行かないといけない 金利が高過ぎる（年利18％）
グリーンリフォームローン	省エネ・断熱のためなら金利引き下げ（最大年利1.28%） 融資手数料無料・無担保・無保証 手続きに手間がかかる

言わずもがな、前者の高金利ローンはお勧めしません。

後者で紹介したローンでの、支払いシミュレーションをしてみましたので、参考にしてください。

＼年利1.28%で計算／

借入金額\期間	月々の支払い/3年	月々の支払い/5年	月々の支払い/10年
80万円 （支払い総額）	22,663円 （815,869円）	13,771円 （826,270円）	7,105円 （852,660円）
100万円 （支払い総額）	28,329円 （1,019,839円）	17,214円 （1,032,845円）	8,882円 （1,065,839円）
120万円 （支払い総額）	33,995円 （1,223,811円）	20,657円 （1,239,419円）	10,658円 （1,279,021円）
150万円 （支払い総額）	42,494円 （1,529,764円）	25,821円 （1,549,284円）	13,323円 （1,598,793円）

以上のように、リフォームローンを利用すれば、外壁塗装を実現できます。

リフォームローンを上手に活用し、家のメンテナンスを行いましょう。

工程を絞って部分的な塗装を行う

外壁塗装の工程を絞って部分的な塗装を行えば、費用を抑えられます。

外壁塗装は、全体を一度に行わなくても、劣化が進んでいる部分や気になる箇所だけを塗装できます。

例えば、足場が必要な部分だけ外壁塗装するなどです。

せっかく足場を組むのであれば、先に高所の作業だけ済ませてしまって、次回に繰り越せば足場代を節約できるでしょう。

このように工程を絞って部分的な塗装を行えば、外壁のメンテナンスを分けて行えます。

劣化が進んでいる箇所を重点的に塗装し、家の強度を補いましょう。

住宅ローンを見直す

外壁塗装のお金がない場合でも、住宅ローンを見直すことで、外壁塗装に必要な資金を捻出できる可能性があります。

その理由は、住宅ローンの金利や返済プランを見直せば、月々の返済額を減らせるからです。

ローンの借り換えで金利が下がったり、返済期間を延ばしたりすることで返済額を抑えられ、その分のお金を外壁塗装に充てられます。

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※諸経費は計算に含めていません。

リフォームでお金が無い場合でも、住宅ローンを見直すことで、外壁塗装に必要な資金を捻出できます。

金利の変動や返済プランの見直しを検討し、月々の返済額を抑えて、外壁塗装に充てる資金を確保しましょう。

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オフシーズンでの割引やキャンペーン活用

外壁塗装でお金がない場合は、オフシーズンでの活用をしましょう。

その理由は、繁忙期より安くなる可能性があるからです。

外壁塗装のオフシーズンは夏と冬です。

外壁塗装の適切な環境は、5〜35℃、湿度85％以下で、雨が降ったり、寒さで外壁に結露ができたりすると、作業ができません。

つまり時間はかかるが、その分費用が安くなる可能性があるのです。

外壁塗装業者は、繁忙期以外のオフシーズンに仕事を増やすため、割引やキャンペーンを実施することがあります。

そのため、オフシーズンに外壁塗装を依頼することで、通常よりも安い費用で塗装ができるでしょう。

これにより、予算を抑えつつ家の外壁を保護できます。

お金がないからといって、やってはいけない節約方法

ここでは、外壁塗装をするに当たって、NGな行動を解説していきます。

外壁塗装をすべてDIYする

お金がないからといって、外壁塗装のすべてをDIYするのはおすすめできません。

なぜなら、外壁塗装は専門的な知識や技術が必要なため、素人がDIYを行うと、失敗する可能性があるからです。

また、間違った方法で塗装をすると、外壁の劣化が進むかもしれません。

さらに、高所での作業は危険なため、事故が起こるリスクも増えます。

つまりお金がないからといって、外壁塗装をすべてDIYするのはハイリスクです。

節約方法を検討する際は、安全性や効果を考慮して、適切な方法を選びましょう。

外壁リフォームを先延ばしにする

お金がないからといって、外壁リフォームを先延ばしにするのはおすすめできません。

その理由は、外壁リフォームを先延ばしにすると、以下のような問題が発生するからです。

外壁リフォームを先延ばしにするのは、家の劣化が進み、最終的には修理費用が増えるリスクがあります。

適切な時期にリフォームを行えば、家の寿命を延ばして、コストを抑えられるでしょう。

安い塗料で外壁塗装する

費用を抑えたいあまり、安い塗料で外壁塗装をするのはおすすめできません。

安い塗料を使うと、以下のようなデメリットがあります。

具体例として以下にアクリル、シリコン、フッ素塗料で塗装した場合を20年間で比較しました。

使用塗料	アクリル	シリコン	フッ素
塗布面積	100㎡	100㎡	100㎡
単価（最低）	100,000円	230,000円	350,000円
耐用年数（最大）	8年	15年	20年
20年経過	300,000円	460,000円	350,000円
塗装工事の回数	3回	2回	1回
他作業費（最低）	55万円×3	55万円×2	55万円
合計金額	195万円	156万円	90万円

以上、お金がない状況でも、安い塗料で外壁塗装をすることはおすすめできません。

安い塗料は耐久性が低く、保護機能も弱いため、長期的なコストが増えるリスクがあります。

初めから質の良い塗料を使って外壁塗装を行えば、家の寿命を延ばし、コストを抑えることができるでしょう。

格安を謳う業者に依頼する

たとえ外壁塗装でお金がない状況でも、格安を謳う業者に依頼するのはやめましょう。

格安を謳う業者には以下のようなデメリットがあります。

特に仕上がりの出来は素人目に見ても、分かりません。

そのため、手抜き工事される可能性があります。

さらに、訪問営業で注意していただきたいのが、「この地域のモニターになっていただけたら、50万円安くします」というトークです。

悪徳業者のターゲットになれば、カモにされるでしょう。

消費者庁も一般市民に対して、注意喚起しています。

いきなり「無料診断やってます」と訪問してきて、「異常がある」と不安をあおり、その場で契約を勧めてくる業者には注意しましょう。

訪問販売などで悪質な住宅リフォーム業者と契約をしてしまった場合、契約書面を受け取った日から原則8日間以内に書面または電磁的記録(電子メールの送付等)で通告すれば契約解除(クーリング・オフ)ができます。

引用元：消費者庁ホームページ

以上のことから、格安を謳う業者に依頼するとリスクがあります。

施工品質が低かったり、アフターサービスが充実していなかったりするため、トラブルが起こる原因となります。

信頼できる業者を見つけるために、口コミや評判をチェックし、複数の業者から見積もりを取りましょう。

お金がない時はまず、どれくらいかかるか見積もってみよう

外壁塗装をするにもお金がない時は、まず自分の家でどれくらいの費用がかかりのかを知りましょう。

かといって、業者に見積もりに行くのもめんどう……。

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まとめ 外壁塗装でお金がない時でも方法はたくさんある

いかがでしたか。

今回は、外壁塗装でお金がないと悩んでいるあなたへ、節約方法とリスクのある節約方法についてお伝えしました。

まずは、外壁塗装を安くする方法のおさらいです。

ただし、節約するためにやってはいけない方法もあります。

それぞれの方法にはリスクがありますので、慎重に検討してください。

最終結論としては、外壁塗装で使える制度はフル活用して少しでの費用を抑えましょう。

制度が使えない場合は、低金利のリフォームローンを組んで将来のために蓄えを残しておくと良いです。

以上最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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外壁塗装でお金がない時によくある質問