- 外壁塗装の頻度は何年がベストか知りたい。
- どこの業者に依頼するのがいいかわからない。
- 信頼できる外壁塗装業者を見つけたい。
外壁塗装の頻度は一般的に10年ですが、初めての外壁塗装なら10年以下のケースがあります。
なぜなら新築時はコストカットのために安い塗料を使っているからです。
じゃあどれくらいになるの?
建売の戸建てなら6年を超えたら一度検討してみるのがええね。ただすぐに塗装しないとアカンわけじゃないで。
この記事では外壁塗装の頻度について、前提によって異なることをくわしく解説していきます。
- 外壁塗装を検討する判断軸
- 外壁塗装でやってはいけないこと
- 塗装費用を抑える方法
本記事を読んで外壁塗装の知識を身につければ、50万円以上の損をしなくて済みます。
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外壁塗装の頻度は平均10年だが状況や環境で変わる
一般的な外壁塗装の頻度は平均10年です。
しかし買った時の状況や住んでいる環境によって頻度が異なり、具体的な詳細は以下の通りとなります。
それぞれ見ていきましょう。
建売なら6年以降は注意
建売の戸建てを購入して6年以上経過しているなら一度外壁を一回り見てみるのが良いでしょう。
なぜなら新築時はコストを抑えるために耐久性の低い塗料が使われているからです。
もし調べられるなら家を建てたハウスメーカーや工務店に確認することでどんな塗料が使われているかがわかります。
新築にはどんな塗料が使われているの?
多いのはアクリル塗料っていって、塗料のグレードの中でも一番低いヤツやねん。耐久性も6〜8年くらいやから建売6年以上は一度確認したほうがええんよ。
また建売住宅は建設後から時間が経っていれば、その分経年劣化が進んでいるため、家を建ててからどれくらいで購入したのかも確認しておきましょう。
塗料によって耐久年数が異なる
外壁塗装の頻度といっても使っている塗料によって、再塗装の頻度が異なります。
具体的な塗料の種類は次のものがあります。
- アクリル塗料
- ウレタン塗料
- シリコン塗料
- フッ素塗料
- 無機塗料 など
高耐久な塗料ほど費用も高くなり、再塗装の頻度を延ばすことができます。
思った以上にたくさんあるんだね。どれがいいかわからないよ。
大まかに分けて5種類やけど、細かくしたらもっとたくさんあるで。塗装するなら最低でもシリコングレードにしとけば10年〜15年ほどの耐久性があるからね。
資金に余裕があるならフッ素や無機塗料もアリです。
住んでいる地域によっても耐久年数が異なる
住んでいる地域によっても塗装頻度が変わります。
なぜなら湿気や潮風、積雪などで外壁に与える影響が異なるからです。
環境 | 影響 |
---|---|
海岸に近い | 潮風 |
豪雪地帯 | 積雪 |
盆地 | 湿気 |
この3つの地域に住んでいるなら平均の外壁塗装頻度よりも短くなる傾向にあると覚えておくと良いでしょう。
自然の影響下で変わるんだね。
まずは自宅の外壁を見てみるとええで。確認方法は次項で解説するからね。
なお塗料には湿気に強かったり、遮熱効果があったり、防汚効果があったりと、さまざま効果を持っているため、それぞれの住環境に合わせて塗料選びをするとより長持ちします。
下記の記事では塗料に関してくわし解説していますので、参考にどうぞ。
こんな症状があれば外壁調査を依頼しよう
それでは自宅の外壁をセルフチェックして、下記の症状があるかどうかを見ていきましょう。
これらの症状があれば外壁塗装を検討する時期に入っています。
色褪せ
新築時より色褪せたなと思ったら、外壁塗料の保護機能低下の初期症状です。
塗料の保護機能が低下すると色褪せから始まります。
色褪せの状態は塗装が必要なの?
まだ焦らなくても大丈夫。そもそも徐々に色が褪せていくから気づきにくいと思うで。
チョーキング
外壁を手で触ってみてください。手の平が白くなることをチョーキング現象といいます。
この状態は外壁塗料の保護機能が低下している症状です。
防水機能が失われて雨水を吸収しやすくなるため、外壁が乾燥と吸水を繰り返し、外壁のひび割れへと発展します。
どうして乾燥と吸水を繰り返すと劣化が進むの?
たとえばやけど、皿洗いをするのに素手とゴム手袋やとどっちが手が荒れそうやと思う?間違いなく前者よね。
外壁塗料の防水機能が無くなると素手で皿洗いをするようなものです。
人間の手ならまだケアはできるものの、外壁はそうはいきません。
チョーキング現象が見られたらそろそろ外壁塗装の時期だと思っておきましょう。
カビ・コケ
日光が当たりにくい北側の1階などの外壁を確認してください。
日当たりが悪い箇所は湿気が多く、外壁の劣化も進みます。
もし外壁にカビやコケが生えていたら、これも外壁塗料の耐久性が無くなってきている証拠です。
シーリングのひび割れ
シーリング剤はサイディングボード外壁の継ぎ目に打ち込まれている材料です。
このシーリング剤はゴムのような樹脂製でできていて、経年劣化と共にやせ細り、ひび割れて最後には切れてしまいます。
シーリングが切れてしまうと雨水が隙間から外壁内部に浸水し、やがて室内へ。
切れる前になんとかしないといけないね。
シーリングのセルフチェックは簡単やから。見たらすぐに分かるはずやで。
ひび割れ
外壁にひび割れがあると外壁塗装の時期が近づいてきています。
髪の毛程度の細いひび(0.1~0.3mm)ならまだ大丈夫ですが、それ以上なら雨水が浸透します。
これも外壁塗料の機能が無くなり、外壁そのものが劣化してきている症状です。
ひび割れはさすがに怖いよね。
まずは専門家に相談するのがいいで。後でも説明するけど、訪問営業の人に見てもらったらあかんで。
塗膜の剥がれ
塗膜が剥がれていると保護機能が全くない状態です。
そのため紫外線や風雨の影響を大きく受け、劣化がさらに進行します。
できるだけ早めに塗装することをおすすめします。
屋根はどうするのか
屋根は紫外線や風雨の影響を外壁よりも強く受けるため、外壁と併せて塗装すると良いでしょう。
また「今回は外壁だけ」などと分けてしまうと、余計に費用が発生してしまいます。
屋根塗装は外壁塗装と同じく足場の設置が必要です。2度足場を設置するコストを考えると、一度に済ませてしまったほうが経済的です。
ケチってたら余計に高くなるんだね。
外壁の劣化症状を放置するとどうなる?
劣化症状の放置は、最終的に雨漏りの原因となります。
塗料の保護機能が無くなると外壁表面の光沢が無くなり以下の順番で劣化が進行します。
- 色褪せ
- チョーキング
- カビやコケが生え
- ひび割れやシーリングも
- 塗膜が剥がれる
こうなると外壁の劣化部位から雨水が浸水して雨漏りとなるのです。
雨漏りが進むと建物の構造そのものが脆くなって、より高額な修繕費用が発生します。
塗装工事以外の工事が必要になるってことだね。
建物内部の木材が腐ってくるから、そこまで放置したらあかんで。
外壁塗装の相場感をつかもう
簡単にできる相場計算は坪数×3万円。
たとえば30坪の家なら30×3で90万円程度です。
簡単に計算できるね。
ただし実際は塗装面積になるから、坪数じゃなくて面積での計算になるねん。
大まかにわかっていれば基本的には大丈夫ですが、さらにくわしく知りたい人は下記の記事を参考にしてください。
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絶対に依頼してはいけない場所
外壁塗装を依頼してはいけない場所があります。
- ハウスメーカー
- ホームセンター
- 家電量販店
- 工務店
- 不動産屋
- 訪問営業
これらに依頼してはならない理由は高額になるからです。
たとえばハウスメーカーに依頼すると、ハウスメーカーは提携している下請け業者に工事を発注します。
その際に発生するのが中間マージン(仲介手数料)です。
ハウスメーカーが塗装工事をしてるものだと思ってたよ!
実はそうやねん。これは外壁塗装だけじゃなくて、他のリフォームでも仕組みは同じやねん。
下記の記事では中間マージンについてくわしく解説していますので、参考にどうぞ。
訪問営業の話を聞いてはならない
突然あなたの家にやってくる外壁塗装業者の話は絶対に聞いてはいけません。
なぜなら悪徳業者が多く、国民生活センターに多くの相談が寄せられているから。
下記の表は国民生活センターに寄せられた訪問販売や点検商法の相談件数をまとめたものです。
年度 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
---|---|---|---|
訪問販売 相談件数 | 8,786 | 9,753 | 10,076 |
点検商法 相談件数 | 7,024 | 7,431 | 8,133 |
年々相談件数が増えているような…
悪徳業者は情報弱者を狙ってくるからね。こっちもしっかりと知識武装しとかなアカンねん。
もし話を聞く場合には以下の点に注意しましょう。
- 不安を煽る言動
- 大幅な値引き
- モニターやキャンペーン価格
これらが出てくれば100%悪徳業者です。
中には契約するまで帰らない業者も存在するため、話を聞かないことが身を守る術です。
悪徳業者についてもっとくわしく知りたい人は下記の記事を参考にしてください。
費用を抑えるなら自社施工の業者に直接依頼すること
じゃあどこに塗装を依頼すればいいのか。
それは自社施工の塗装業者に直接依頼することです。
自社施工なら中間マージンも発生することなく、適正な価格になりやすいでしょう。
でもどうやって探せば良いの?
まずは近所で実際に外壁塗装をやった人に聞くのが一番早いな。友人でもいいから対応とかアフターサービスとかを聞いといたほうがええね。
ただし1社だけでなく、最低でも3社以上で相見積もりをしてください。
複数社を比較することで、対応やサービス、価格などがわかり、実際の相場感が掴めます。
一括見積もりなら相場感もつかみやすいからおすすめ
自力で3社以上に相見積もりを取るのは大変ですよね。
そこで外壁塗装パートナーズなら優良塗装業者のみを最大5社に見積もり依頼ができます。
5社も見積もったら後が大変そうだよ。
それがお断り代行サービスがあるから、手間がいらんねん。
デメリットは加盟基準が厳しく、地域によっては紹介できる業者が少なくなる場合があることです。
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よくある質問
外壁塗装についてよくある質問をまとめましたので、参考にしてください。
外壁塗装をしないとどうなるの?
外壁塗装をしないと家の寿命が短くなります。
なぜなら外壁塗装は家を塗料でコーティングして紫外線や風雨などから保護しているからです。
そのため自宅の外壁に劣化症状が見られたら一度塗装業者に調査してもらうのが良いでしょう。
外壁塗装するお金がない場合はどうしたらいい?
外壁塗装費用がない場合はリフォームローンを組むことも可能です。
しかしローンは金利もかかるため、総支払額が高額になります。
そのため助成金や火災保険を活用することで塗装費用を大幅に抑えられるかもしれません。
また現在の住宅ローンを見直すことで外壁塗装の資金を作ることもできます。
住宅ローンを見直すならモゲチェック!総支払額が200万円下がることも!
まとめ
これまで外壁塗装の頻度についてや劣化症状、相場、依頼の注意点について解説してきました。
外壁塗装の頻度に正解はないため、まずは自宅の外壁をセルフチェックして劣化状況を把握することが大切です。
- 色褪せ
- チョーキング
- カビ・コケ
- シーリングのひび割れ
- ひび割れ
- 塗膜の剥がれ
チョーキング以降の症状が見られたら、一度外壁塗装の専門家に調査してもらいましょう。
大切な家を守るためだもんね。
家の寿命を保つためにもメンテナンスは欠かせないからね。
この記事を参考にすれば、外壁塗装を検討すべきかどうかがまるっとわかり、コストパフォーマンスに優れた塗装が実現できます。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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