- 外壁塗装費用の内訳には何があるのか知りたい。
- 費用内訳の個々の金額はどれくらい?
- 外壁塗装費用をできるだけ抑えたい。
家を買って10年以上経つと、子どもの大学費用などお金がかかりますよね。
この記事では外壁塗装費用の内訳を詳しく解説します。
塗料費から足場代まで、一つ一つの項目を丁寧に解説し、外壁塗装にかかる費用を具体的にイメージしやすくなります。
いくら費用が発生するのかわかっていれば怖くないもんね。
わからないことには不安になるからね。
この記事を読めば外壁塗装費用の不安がなくなり、信頼できる業者に塗装を依頼することができます。
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外壁塗装で失敗しないためにはハウスメーカーなどに依頼せず、地元の塗装専門業者で相見積もりを取ることです。
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外壁塗装費用の内訳は4に分類される
外壁塗装の費用内訳は大きく分けて4つです。
それぞれ見ていきましょう。
塗料・材料費
外壁塗装費用における塗料や材料費は全体の30%ほどです。
材料の内訳は塗料の他にもあります。
- 養生シートやテープ
- コーキング材
- 飛散防止ネット など
また塗料はグレードによって金額が大きく変わります。
塗料名 | 平米単価 |
---|---|
アクリル塗料 | 1,000〜1,800円/㎡ |
ウレタン塗料 | 1,700〜2,500円/㎡ |
シリコン塗料 | 2,300〜3,500円/㎡ |
ラジカル塗料 | 2,200〜4,000円/㎡ |
フッ素塗料 | 3,500〜4,800円/㎡ |
セラミック塗料 | 2,300〜4,500円/㎡ |
光触媒塗料 | 3,500〜5,500円/㎡ |
ナノテク塗料 | 2,300〜4,500円/㎡ |
無機塗料 | 3,500〜5,500円/㎡ |
たくさん種類があるんだね。どれにしていいかわからないよ。
結論だけ言うと、最低でもシリコン塗料以上のグレードがええで。アクリルやウレタンは一昔前の主流やったけど、今は耐久性も低いから再塗装の頻度が増すねん。
以下の記事では塗料について、くわしく解説していますので参考にしてください。
足場代
足場代は費用内訳全体の20%程度です。
平米単価の相場は600〜1,200円/㎡ですが、足場の種類によって変わります。
- 単管足場:単管(鉄パイプ)で組む足場。省スペース向きだがあまり使われていない。
- 単管ブラケット足場:単管に足場となる板を固定できるタイプ。単管足場より安全性が高い。
- くさび(ピケ)足場:現在の主流。組立・解体が簡単だが単管より金額が上がる。
足場代は30坪2階建ての家なら15万円程度が相場で、家の外周の長さ×高さでおよそが計算できます。
外周はどうやって測るの?
家を買ったときに建設業者や不動産屋から図面をもらってるはずやで。図面で家のサイズがわかるからざっくり計算してみるとええで。
あらかじめ自分の家の足場代はいくらくらいなのかがわかっていれば、業者が適正な価格を提示してくるかがわかります。
ただしなかには「足場代無料にします!」と言ってくる業者がいるため警戒することです。
というのも高額な値引きの裏には何処か別で費用を上乗せしている、もしくは最初から高額にしている可能性があります。
人件費
人件費は費用全体の30%から、多くしている業者では50%を占めています。
人件費にコストをかけていない塗装会社は職人が手抜きをするリスクがあるため注意が必要です。
インディード調べでは日本の塗装工の平均日当は12,736円となっているため、見積もりを取る業者のホームーページで求人欄の給料を確認しておくとよいでしょう。
給料が低かったらやる気も起きないもんね。
悪徳業者じゃなくても、結果的に良くない業者になってまうわな。
運営費
運営費は全体の20%程度で、内訳は移動費や駐車場代、利益を含んだ雑費となります。
でもこれって見積書に「利益」なんて載せれないよね?
わざわざ利益を公表する業者はいないやろな。せやから他の項目に利益分を上乗せしてるねん。
外壁塗装費用の見積書の内訳は5つに分類
先述市た通り、前提として全体の項目に利益が上乗せされています。
見積書の内訳を見ていきましょう。
外壁塗装
外壁塗装とひとことで言っても作業内容・工程は様々。
- 養生
- 高圧洗浄
- 下地処理
- シーリングの増し打ち・打ち替え
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
上記が外壁塗装の作業に入ります。
これだけの工程があるから全体の45%を占めるんだね。
屋根塗装
屋根塗装も外壁塗装と同じような作業工程です。
しかし屋根塗装をする場合は外壁塗装と併せて作業を行うことが多いため、見積もりの割合が低くなります。
また屋根の素材や形状によっても作業内容が変わることを覚えておくと良いでしょう。
- トタン屋根
- コロニアル屋根
- ガルバリウム鋼板屋根
- モニエル瓦屋根
- 折半屋根
- スレート屋根
こんなにも種類があるんだね。
特に金属系の屋根はケレンって下地処理のひとつで、サビ取りや古い塗膜の除去する作業も必要になるねん。自分の家の屋根が何でできているかは図面なんかで確認したらええで。
このケレンは後述する付帯部塗装でも行います。
付帯部塗装
付帯部…なかなか聞き慣れない言葉でしょう。
言葉の意味そのままで、外壁に付帯する部分のことをいいます。
具体的に付帯部とは次のことを指します。
- 軒天(のきてん)
- 雨樋(あまどい)
- 破風(はふ)
- 笠木(かさぎ)
- 鼻隠し
- 雨戸
- 戸袋(とぶくろ)
- シャッター
- 配管
ちょっと何っているのかがわからないな。
ほんの一部やけど外壁や屋根以外にも塗装する箇所があるんよね。
足場代
足場代は先述した通り、全体の20%程度になります。
補足しておくと塗装と足場はまったく別の技術であるため、別業者であることがほとんどです。
つまり塗装屋と足場屋は業務提携の関係になります。
もちはもち屋ってことだね。
たまに足場が組めるっていう塗装屋もいるけど、技術が違うからやっぱ専門に依頼するのが一番やで。
諸経費
諸経費は全体の5%程度で、移動費や駐車場代などの雑費です。
前項でも書いた通り運営費の一部となります。
これで見積書の内訳は網羅できたね。
工事の内訳割合がわかってたら、ぼったくりに遭うリスクも軽減できるからね。
下記の記事では外壁塗装のぼったくりに関してくわしく解説していますので、外壁リフォームで失敗したくない人はぜひ読んでくださいね。
外壁塗装全体の費用相場
外壁塗装の費用内訳が理解できたら、相場感を掴んでいきましょう。
ざっくりな計算なら坪数×3万円で計算すると出ます。
相場から大きく外れた場合は、ぼったくりや手抜き工事をする悪徳業者のリスクがあるため注意が必要です。
もっと詳細に自分の家の相場を知りたい場合は、簡単に費用シミュレーションできるヌリカエがおすすめ。
チャット形式で質問に答えるだけであなたの家の塗装費用がわかります。
さらに地域によっては補助金や助成金、火災保険が使えるかどうかもわかります。
オトクにできるかもしれないから一度やってみるのも良いかも。
とりあえず費用を知りたいだけなら手軽でええで。
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助成金は財源がなくなり次第終了します
外壁塗装の費用が高くなるケース
外壁塗装の見積もりを取ってみたけど、見積金額が相場よりも高額になるケースがあります。
代表的な具体例は以下の通りです。
それぞれ見ていきましょう。
家が大き過ぎる
シンプルに家が大きいと費用が高くなります。
というのも塗装する面積が大きくなるためです。
一般的に戸建ての平均坪数は30〜40坪で、50坪を超える大きな家は150万円を超えてきます。
なかなかの金額だね。
それだけ広い家に住んでるからね。2世帯住宅かな。
外壁の劣化が激しい
外壁の劣化や損傷がひどければ費用が膨らみます。
補修が多く必要になるためです。
また雨漏りをしている場合には塗装工事だけでなく、大規模な工事が必要で高額になります。
どれくらいの金額になるの?
雨漏りの度合いにもよるけどな。屋根の張替えになったら塗装とは別費用の100万円コースやで。
また雨漏りの修繕費用は火災保険が適用される場合があります。
一般的には台風や落雷などの自然災害が理由で雨漏りなら火災保険が適用され、最大300万円の給付金がもらえることも。
しかし経年劣化での雨漏りには適用されません。
下記の記事では火災保険を利用して外壁塗装費用を抑える方法を解説していますので、参考にしてください。
悪徳業者
悪徳業者に引っかかった場合は高額になり、特に多いのが訪問営業です。
彼らは言葉巧みなセールストークで消費者を騙します。
訪問営業の話を聞かないことが大前提ですが、すでに話を聞いてしまったらこんなトークには要注意!
- 早く塗装をしないと大変案ことになる
- 当社のモニターになってください
- 今ご契約いただけますと〇〇万円値引きします
- 足場代を無料にします
- オリジナル塗料を使っています
これらのトークを使ってきたら悪徳業者確定です。
なぜならこの営業トークは心理学を用いたテクニックのため、塗装業界だけでなく保険や車などどの業界にも共通するので、覚えておきましょう。
訪問営業に関して国民生活センターに毎年多くの相談が寄せられています。
年度 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
---|---|---|---|
訪問販売 相談件数 | 8,786 | 9,753 | 10,076 |
点検商法 相談件数 | 7,024 | 7,431 | 8,133 |
すごい件数だね。
消費者が何も知らないと思って、悪徳業者もやりたい放題やねん。
悪徳業者についてもっとくわしく知りたい人は下記の記事を参考にしてください。
大手のハウスメーカーや工務店などに依頼
大手の有名な会社に外壁塗装を依頼すると、とんでもなく高額になります。
その理由は直接工事をするのは下請けや孫請け業者で、工事料金に中間マージンが上乗せされるから。
具体的には以下のような企業です。
- ハウスメーカー
- 工務店
- 家電量販店
- ホームセンター
名前が有名だからといって依頼すると、本来の塗装費用の倍額になります。
倍ってそんなに高くなるの?
それが大手のやり方やねん。ブランド力に任せてるけど、工事はしないからね。中身は中間マージンと広告宣伝費で費用の半分持ってかれるねん。
ハウスメーカーの費用相場についてもっと知りたい方は下記の記事を読んでみてください。
さらに筆者のリフォーム失敗談もあります。興味があればぜひ…(泣)。
どんな塗装をすればいいのか
外壁塗装をする際は、とにかく目的を明確にすることが大切です。
なぜなら塗料によって得られる効果が違うから。
簡単な例だと以下のような種類があります。
- 耐久性の高い塗料
- 湿気に強い塗料
- 断熱・遮熱効果の高い塗料
- セルフクリーニング機能 など
つまり、ただ外壁を塗装すればいいだけではありません。
そっか。じゃあ冷暖房の効率を上げたかったら断熱系の塗料を使うってことだね。
まさにそういうことやで。省エネ効果を高めるリフォームには補助金が出る場合もあるから、自治体のホームページを確認するとええで。
下記の記事では補助金(助成金)に関してくわしく解説していますので、気になる人は参考にしてみてください。
信頼できる塗装業者の選び方
費用が高額にならない業者の選び方について解説していきます。
具体的な方法は以下の通りです。
順番に見ていきましょう。
地元の自社施工業者に依頼する
1つ目は地元にある自社施工の塗装業者に依頼をすることです。
というのも地元の業者なら悪いことができないし、噂がすぐに広まるから。
また地元のため何か外壁のことで気になることがある場合に相談もしやすいです。
悪徳業者は地元に根付かないもんね。
評判の悪い業者はグーグルマップの口コミでもひどく書かれるからな。かといって盲信するのも良くないで。
業者のホームページをチェックする
地元の塗装業者を何社か絞れたら、ホームページがしっかりと作られているかを確認しましょう。
チェックポイントは次の通りです。
- 創業が短くないか
- 施工居実績は充実しているか
- こだわりがあって塗装をやっているか
- 口コミや評判は大丈夫なのか
これらを必ず確認するようにしてください。
そもそもホームページに情報が無い業者を選ぶのはリスクが高すぎます。
よほど近所の口コミや評判が良くない限り選ぶのは避けたほうが無難です。
たしかに塗装に対するこだわりがしっかりと書かれていると任せたいって思うかも。
やっぱ仕事やからキレイなだけのより、熱意が伝わるようなホームページがええよな。
最低3社以上の相見積もりを取る
上記2つの内容でも1社だけの見積もりでは比較ができず、適正価格かどうかがわかりまません。
そのため最低でも3社以上の塗装業者から見積もりを取りましょう。
業者の姿勢や見積書の内容、丁寧な説明などいろんな視点からしっかりと比較することが大切です。
1社でも業者を見つけるのは大変なのに、3社も探さないといけないんだね。
失敗したら大きな損失になるからね。ここはサボったら絶対にアカンことやねん。
簡単に複数の業者で比較検討する方法
自力で塗装業者を見つけるのは労力がかかる…。そういう人には最大5社に一括見積もりができる外壁塗装パートナーズがおすすめです。
なぜなら全国の塗装業者の中で厳選された1000社の優良業者のみを紹介しているから。
- 自社施工の塗装業者のみ
- 加盟店基準が厳しい
- イエローカード制度で不適切な対応をチェック
- 外壁塗装の専門アドバイザーに相談できる
- お断り代行サービスがついている
手間や時間を省けて満足のいく外壁塗装が叶います。
知識武装した上に5社の見積もりなら徹底的に比較ができるね。
塗装の目的を明確にすることが大切やで!
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よくある質問
- 築20年で外壁塗装をしていないのは大丈夫?
-
結論だけお伝えすると塗料が劣化していて、保護機能が失われている可能性があります。
焦らずに地元の塗装業者に外壁の調査を依頼しましょう。
ただし業者に不安を煽られるように契約を迫ってきても即決はしてはいけません。
必ず複数社に調査を依頼することが大切です。
最大5社に見積もり依頼ができる外壁塗装パートナーズで相見積もりを取るのが時間と労力を軽減できます。
- 外壁塗装は10年でするのは嘘なの?
-
嘘ではありません。
特に建売の戸建てに関しては、一般的に耐久性の低い塗料を使っていることが多いです。
したがって10年は外壁塗装の目安となります。
下記の記事でよりくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装が10年もつは嘘?塗料ごとに何年もつのか徹底解説 外壁塗装って何年もつものなの? 10年はもつって聞いたけど嘘なの? できるだけ長くもつ方法やコスパの良い方法を知りたい! 外壁塗装が「10年もつ」というのは一つの目…
まとめ
これまで外壁塗装費用の内訳や、見積書に関して解説してきました。
外壁塗装費用の見積書の内訳は5つに分類されます。
- 外壁塗装
- 屋根塗装
- 付帯部塗装
- 足場代
- 諸経費
それぞれの相場感を掴んでおくと、悪徳業者に引っかかるリスクを軽減できるでしょう。
無知で挑むと大変なことになるよね。
事前にしっかり勉強することが大事やね。
この記事を参考にすれば信頼できる塗装業者に依頼でき、適正価格で満足のいく外壁塗装ができるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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