- 外壁塗装の業者が多過ぎてどこに頼めばいいかわからない。
- 業者によって何か違いがあるのか知りたい。
- 費用が高額だから失敗だけは避けたい。
外壁塗装を依頼するにも業者の数が多すぎますよね。
- ハウスメーカー
- 工務店
- リフォーム業者
- 家電量販店
- ホームセンター
- 不動産屋
- 訪問販売
- 塗装専門業者
どこに頼んだらいいか分からないし、何が違うのかも分からないよ。
こんなに多いと悩むよな。でも答えはめっちゃ簡単、「塗装専門業者」の一択やで!
その理由は塗装専門業者以外に依頼すると、費用が高額になるからです。
具体的には塗装専門業者以外が塗装工事の依頼を受けると、提携している下請けの塗装業者に工事を依頼し、高額な中間マージンが発生します。
この記事ではなぜ塗装専門業者が良いのか、他に依頼するのがNGな理由について徹底的に解説します。
外壁塗装の業界はトラブルが多いため、知識が無いとお金と時間を大きく失う可能性が高いです。
リフォームに関するトラブルの47.1%は外壁・屋根が占めています。
本記事を読むことで外壁塗装の失敗確率を大きく下げ、質の高い工事が実現できます。
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外壁塗装はどこに頼むかで50万円以上変わる
冒頭でも記載した通り外壁塗装において、適正価格で質の高い工事をするなら、塗装専門業者に依頼するのが正解です。
なぜなら他の業者に依頼した場合、下請け業者へ発注する際の中間マージンがあり、その差額は50万円以上にもなるからです。
特に依頼する業者が、大手であれば大手であるほど中間マージンが高額になります。
大手だから安心なんじゃないの?高くなる理由がわからないよ。
高くなる理由は2つあって、会社が大きいほど多くの広告費をかけてること、下請けに孫請けやひ孫請けと間に挟む業者が多くなることやねん。
つまりより多くの中間マージンが発生するということです。
中間マージンについては以下の記事でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
外壁塗装業者が多い理由
なぜこんなに外壁塗装業者が多いのか、理由は業者が儲かるからです。
ただ、それだけではなぜ儲かるのかがわからないため、外壁塗装業者が増えていく具体的な理由は下記の通りになります。
それぞれ見ていきましょう。
参入障壁が低い
外壁塗装業界に入ってくる業者が多いのは、参入障壁が低いことが挙げられます。
どうして簡単に参入できるのか、実は外壁塗装を始めるには資格が必要ないからなのです。
ただし資格はちゃんとあります。外壁塗装に関する代表的な資格は次の通りです。
- 1級塗装技能士
- 外壁診断士
- 雨漏り診断士
- 建設業許可 など
資格がいらないなんて、悪く言えば誰でもできるよね。どうして資格が必要ないの?
なぜ必要ないかは知らん。ただ外壁塗装に関して500万円以下の塗装工事なら建設業許可がいらんねん。
つまりほとんどの一般の戸建て住宅なら、500万円も費用がかからないため、どんな業者も新規参入ができるということです。
また家電量販店やホームセンターは一般の消費者とも接する機会が多く、外壁塗装の提案や広告を出しやすいことも参入理由にあります。
資本力があり、広告が打てる
ハウスメーカーや家電量販店、ホームセンターは大手企業が多く、莫大な資本力があることが外壁塗装に参入する理由です。
地域密着型の塗装専門業者とは違い、多額の資金を投入して大量に広告を打ち、結果的に大きく利益を上げられます。
先述の参入障壁が低いことと併せて、参入する業者にとってはオイシイのです。
大手の企業がやってるなら安心だもんね。
それが今まで築き上げてきたブランド力やね。ホンマにすごいけど塗装を依頼しても高額になるだけやで。
下請けの塗装業者に流すだけ
簡単に参入ができて、資本力で広告を打ち、受注した業者は何をするのか。
それは業者が提携している下請け業者に塗装工事を発注するだけ。
つまりブランド力を武器に集客することに専念し、工事は任せるだけのビジネスモデルです。
そこだけ切り取ったら口が悪いね。
もちろん信用を落とさないように、サポートや対応はやってくれるから、その点は安心できるポイントなんとちゃうかな。
ただし外壁塗装業界で問題なのが、大手企業(元請け)が受注金額の大半をマージンで持っていくため、下請けの塗装業者の報酬が低いことです。
報酬が低い下請け業者は、少しでも利益を確保するために材料費や人件費を少しでもカットしなければならず、結果として手抜き工事になりやすい構造となっています。
手抜き工事に関しては下記の記事でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
外壁塗装の相場は80〜110万円程度
外壁塗装の一般的な相場は80〜110万円程度です。
費用の内訳は下記の通り。
項目 | 割合 |
---|---|
材料・塗料代 | 30% |
足場代 | 20% |
人件費 | 30% |
運営費 | 20% |
これが通常の外壁塗装の費用相場です。
キレイに分かれているんだね。
実際は業者ごとに多少の差はあるで。これをハウスメーカーとかに頼むと、50万円を超えるマージンが上乗せされるねん。
塗装費用の内訳をもっとくわしく知りたい方は下記の記事を参考にどうぞ。
外壁塗装の依頼時の注意点3つ
外壁塗装を依頼する際に気をつけておくことが3つあります。
上記をしっかりと覚えておけば、大きな失敗を避ける確率が格段に上がります。
大手だからと安心しない
- 購入した不動産屋だから…
- 大手のハウスメーカーだから…
- 親切にしてくれた工務店だから…
これら魔法のワードに乗せられると、高額な費用を支払うことになります。
高額な費用の理由は口酸っぱく言いますが、中間マージンと広告費です。
大手企業はブランド力を使って集客し、多大な利益を上げています。
大手は安心ってイメージが強いよね。
大手企業の利益の柱になるのがマージンやからね。これがぼったくりのカラクリやねん。
下記の記事では「ぼったくり」に関して解説しています。
訪問販売の話は聞かない
訪問販売の話を聞いてはいけません。
なぜなら悪徳業者による詐欺やトラブルに遭う可能性が高いからです。
国民生活センターでは毎年訪問販売や点検商法による相談件数が多数報告されています。
年度 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
---|---|---|---|
訪問販売 相談件数 | 8,786 | 9,753 | 10,076 |
点検商法 相談件数 | 7,024 | 7,431 | 8,133 |
すごい数の相談だね。
悪徳な業者は情報弱者を狙ってるから、詐欺やトラブルが後を絶たへんねん。
また消費者庁も悪質なリフォーム業者に関して注意喚起をしています。
悪徳業者は必ずといっていいほど、消費者の不安を煽ってきます。
訪問販売の話を聞いた場合、以下のようなトークが出てきたら要注意です。
- 早く修繕しないと大変なことになる
- 「あなただから」といった大幅な値引き
- 特別キャンペーンやモニター価格
- 無料で屋根の調査
- 近隣の皆さんがやってる
不安になって契約してしまうかも。
訪問販売の話は聞かないことが大前提やけど、聞いてしまったら即決だけは絶対にアカンで!
悪徳業者や評判の悪い業者に関しては、下記の記事でくわしく解説しています。
1社だけで見積もらない
この記事の結論である「塗装専門業者」に依頼するにしても、1社だけの見積もりで決めるのはおすすめしません。
なぜなら1社だけでは比較するポイントがわからず、価格やサービスが適正なのかが分からないからです。
そのため最低でも3社以上に相見積もりを取りましょう。
1社探すだけでも大変だよ。それを3社もなんて難しいな。
気持ちはわかるで。でも相見積もりをしなかったら後悔する可能性が高いからな。ウチもリフォームで相見積もりしなかったからとんでもない失敗したんや。
相見積もりしなかった理由には営業マンの言葉を鵜呑みにしてしまったからです。
当ブログ運営者は過去に中古マンションの購入とリノベーションをして、大失敗をしています。
・早く決めないと工期が延びて家賃とローンの2重支払いになります。
・他社と見積もっている間に物件が他の人に取られてしまいます。
・ウチに任せてもらえたら自社で抱えている職人がいるから早いです。
結果400万円もぼったくられた…
この失敗談は下記の記事で解説しています。
業者選びのコツは自分で探すこと
ハウスメーカーも工務店もリフォーム店もダメならどうやって探せばいいのか。
答えは自分で塗装専門業者を探すことです。具体的にはネットで探します。
Google検索で「〇〇市 外壁塗装」やGoogle mapを使って「外壁塗装」と探してみましょう。
たくさん出てくるけどどれがいいのかわからないよ。
まずはそれぞれのホームページを確認してみよか。
ホームページで見るポイントは次の通りです。
それぞれ見ていきましょう。
創業は短すぎないか
塗装業者の創業を確認しましょう。
たとえば創業が5年未満だと実績も少なく、保証やサポートが「10年あります!」と記載されていても不安がありますよね。
万が一業者が倒産してしまえばアフターサポートなどが受けられなくなってしまいます。
会社が潰れない保証がないからね。
創業が短い業者が全部ダメなわけではないで。倒産しても大丈夫なように保証団体に加入している場合もあるからホームページに記載があるか確認してもええね。
また依頼主が加入できるリフォームかし保険もあります。
リフォームかし保険では、リフォーム工事の施工中や工事完了後に、第三者検査員(建築士)による現場検査を行います。これにより、質の高い施工が確保されます。
引用元:国土交通省|住宅瑕疵担保制度ポータルサイト
外壁塗装の保証に関してくわしく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
実績や口コミを確認する
ホームページに塗装業者がこれまで施工してきた実績があるかどうかを確認しましょう。
ただしサイトに載せるだけなら誰でもできるため過信するのは注意が必要です。
またGoogle mapでの口コミも併せて確認します。
良いことばかり書かれてても信用が難しいよね。
口コミが全てではないからね。口コミは口コミやから、消費者のいち意見やで。見積もり時の判断材料にするのがええわ。
資格があるかどうか
ホームページの会社概要に塗装に関する資格があるかどうかを確認しましょう。
なぜなら資格を持っていなくても外壁塗装業を行うことができるからです。
そのため資格を持たずに営業している塗装業者も少なからずいます。
資格/許可 | 取得要件 |
---|---|
建設業許可 | 10年以上の塗装業実績や資本金・現預金が500万円以上必要。 |
1級塗装技能士 | 国家資格。実務経験が7年以上、2級取得から2年以上の実務経験が必要。 |
2級塗装技能士 | 国家資格。職業訓練校に通う、または2年以上の実務経験が必要。 |
有機溶剤作業主任者 | 国家資格だが、18歳以上なら2日間の講習を受ければ誰でも取得可能。 |
外壁診断士 | 民間資格。実務経験が5年以上が必要。 |
雨漏り診断士・鑑定士 | 民間資格。雨漏りに関しての知識を持っていることの証明になる。 |
上記の資格があると信用できるかどうかの判断材料になります。
資格が無くても塗装業ができるのは驚きだけど、あると少し安心できるね。
過信はアカンけどな。特に建設業許可票があると、経営基盤がある程度整っていると言えるで。
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よくある質問
外壁塗装に関してよくある質問をまとめていますので、参考にどうぞ。
外壁塗装の優良業者の特徴は?
優良業者の特徴は大きく分けて3つあります。
- 経営基盤が整っている
- 実績や口コミが豊富
- 専門知識が豊富(資格がちゃんとある)
ただしホームページ上では優良業者に見えても、見積もり時の説明の丁寧さやわかりやすさ、対応なども見分けるポイントです。
外壁塗装の業者選びの注意点は?
自社施工の塗装専門業者以外の選択肢を取ることです。
理由は2つあり、高額な中間マージンが発生すること、手抜き工事のリスクがあることが挙げられます。
これらは建設業界全体に共通することで、仕組み・構造上の問題です。
したがってハウスメーカーやリフォーム店には近寄らず、自ら塗装専門業者を探しましょう。
まとめ
ここまで外壁塗装はどこに頼んだらいいのか、塗装専門の業者に直接依頼すること以外は選択肢から外すべき理由について解説してきました。
まとめると、外壁塗装で失敗しないためには3つのポイントが大切です。
- ハウスメーカーなどには依頼してはいけない
- 訪問販売の話を聞いてはいけない
- 塗装専門業者で相見積もりを取る
これだけでぼったくりや手抜き工事の確率を大幅に軽減できるね。
大損する前にしっかり外壁塗装のことを学んでおくことが大切やね。
この記事を参考にすれば失敗することなく、適正価格で満足度の高い外壁塗装が実現できるでしょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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